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ながら運転 厳罰化 懲役刑が課せられるようになる方針

錦です。

政府は道路交通法の改正案を提出し、ながら運転の罰則を現在の罰金刑のみから6ヶ月以下の懲役刑に処す方針であることがわかりました。

ポケモンGOでふえた「ながら運転」

一昨年日本でもリリースされたゲームの「ポケモンGO」では、歩きスマホが社会問題になりました。それとともに、自動車の運転者が操作するということも社会問題になっています。

実際、世界的にもポケモンGOを操作しながら起こした自動車事故は増加しており、ポケモンGOを提供しているNiantecは数多くの団体や政府からの要請で自動車運転中の操作を防止する機能を実装しましたが、ボタン一つでまた操作できるようになるため防止には繋がっていません。

法律的な罰則では、事故を起こした場合は、過失運転となりますが、事故を起こさない場合でも懲役刑が下ることになるかもしれません。

道交法の改正案

政府は、道路交通法の改正案を提出しました。

これまでの法律では以下のようになっていました。

これまで

事故を起こした場合
3ヶ月以下の懲役 または5万円以下の罰金

事故を起こさなくても
5万円以下の罰金

このように、事故を起こさなかったとすると罰金刑だけで済んでたものが、これからはこうなります。

これから

事故を起こした場合
1年以下の懲役 または30万円以下の罰金

事故を起こさなくても
6ヶ月以下の懲役 または10万円以下の罰金

に厳罰化されます。

各社 ながら運転に対処

最近のながら運転の対処で話題になったのはAppleのiOS11です。

iOS11には、運転モードというものが実装されており、運転者が運転中にスマホに触るリスクを大幅に減少させています。

また、自動車メーカーは、スマホとのBluetooth接続などによる、自動車を使用しての通話などに対応した自動車も最近は増えています。

最近であれば、フォルクスワーゲンApple CarPlayに対応していることを宣伝するCMを公開しているほどです。

JAFも指摘

JAFは、ながら運転の危険を説明する動画をYouTubeにアップロードしています。

JAFはながら運転だけでなく、自転車と歩行者のながら運転の危険も指摘しています。合わせてご覧ください。