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【編集後記】Intel大丈夫なの?

錦です。

先程、IceLakeが来る!なんて記事を投稿しましたが、Intelは絶賛ピンチなんです。ご存知の方もいらっしゃると思いますがIntelプロセッサは、需要に対して供給が半分という、圧倒的品不足により、Intelプロセッサの価格高騰が続いています。最近私が多く見るのが、日本橋やなんばでの「Intelプロセッサの売り切れ」。

そもそもなぜこういう事態になっているのかと言うと、2011年来の大きなPC市場の加速が絡んでて、Ryzenが出てきたと言っても、やはりデスクトップ向け ノートブック向け共に大きな市場をもつIntelの製造ラインがこの加速による需要に耐えられなくなった。というのが原因です。

Intelは、TSMCに委託製造を要求し、一部ののプロセッサでTSMCが生産していますが、Intelの製造ラインにはほかの要因も絡んでいます。

それは、Intelの10nmプロセスへの移行の遅れ。これは2015年から続いており、2018年に入りそれが市場の加速と重なってより深刻な状況へ。Intelはそれを見越して、利益の高いプロセッサの製造を優先させたこともより問題を深刻化させました。

14nmプロセスの製造ラインがもはや限界を超えており、これ以上生産を加速できない状況に陥っています。一部の声では、この状態が2019年末まで続くとのこと。そこへ第9世代発表との情報。

ショップなどでは「想像以上に問題は深刻」との声が上がる中、Intelはどうするのでしょうか。

自作PCを作る人は2019年に入ってからパーツを選定する方がいいかもしれませんね。