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【誕生から50年】ポケベルが来年9月で完全終了 ついに

錦です。

携帯電話ができるはるか昔より使われていた「ポケットベル」(通称:ポケベル)のサービスを日本で唯一提供していた「関東テレサービス」が、ポケベルのサービスを来年9月に終了することを発表しました。既に2013年に新規受付を終了しています。

ポケットベル

ポケベルは、1968年に電電公社(現・NTTグループ)が始めたサービスで、1980年代に入ってそれまで音が鳴るだけだったのが、数字を送信できるようになったため「0840」で「おはよう」とか、「0906」で「遅れる」などといった、語呂合わせが若者を中心に流行りました。

その後、文字が送信できるようになり、絵文字が生まれたりすることで普及がすすみ、ポケベルで連絡を取り合う「ベル友」と呼ばれたり社会現象にもなったようです。

現在

やはり、今日は携帯電話やスマートフォンが登場し衰退が激しく、関東テレサービスが現在サービスを提供してる人数はわずか1,500人余りで、全盛期の1061万件と比べるその差は歴然です。

関東テレサービスは、既に2013年に新規利用受付を終了していますが、2019年9月末にサービスを終了するとしています。

別れを惜しむ元ユーザーからは「3341」(寂しい)や、「3470」(さよなら)など、当時を懐かしむ様子が伺えました。

関東テレサービスは、サービス提供終了の理由を、利用者数が減り、今後の利益が見込めないためとしています。

同社は今後について、ポケベルと同じ電波を利用して、自治体などが使う「防災無線」など、防災のために利用していきたいとしています。

Source: NHK