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Apple 世界市場に大きな影響を与える。 2018年10-12月の売り上げが大幅に下方修正

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錦です。

Appleは、2019会計年度第一四半期(2018年10月-12月)の売り上げを大幅に下方修正しました。

理由

理由は、中国でiPhoneが売れなかったこと、iPhoneXSの発売時期などが挙げられています。ですが基本的に米中貿易戦争に巻き込まれている形になっています。中国では、Huawei製品保護のため、iPhoneをボイコットしようとする動きがあり、Huawei ZTE問題もこの問題に少なからず絡んでいるようです。

Appleにとっては一番売り上げが見込めた

この時期は、9月にiPhoneが発売され、年末商戦に向けられた最も稼げるであろう四半期でした。しかし、iPhoneXS/XS Maxのみならず、iPhoneXRまで不振が及んだ影響で、Appleの株価は一時、Microsoftに抜かれ 五年ぶりに時価総額が2位になるなどの影響が出ました。

今回の発表では、前述の通り、中国市場でのiPhoneの不振がすべての理由であるとされ、ほかのiPad Macを含む、iPhone以外の製品においては売り上げが増えているとされています。

Appleの株価は8%下落

この発表をうけ、Appleの株価は8%ほど下落し、最大手のITであり、アメリカでもっとも大きな企業であるAppleの売上下方修正は米国のみならず、世界市場に大きな影響を与えました。

この影響で、急激な円高が起きたり、米国での経済不振が発生したまま2019年がスタートしました。

縮小続くスマホ市場

iPhoneを含むスマートフォン市場は、ハイエンド化・価格の高騰化が継続して続いており、2019年もそれが続くとみられます。理由としては、AppleがiPhoneSEレベルの低価格iPhoneを新たに市場に投入しないことや、先端技術をスマホに投入する影響で、スマホが高価格化していくだけであることが挙げられます。

2017年のiPhoneX発売以降、10万円を超えて当たり前の市場が継続しており、AppleはiPhoneXRという「最新型の廉価」を売り出しましたが、その価格も、投入当初、最安値で8万円以上したりとiPhoneSEのような「手頃さ」がないことも挙げられます。とくに、その後のキャリアの価格発表でも、ソフトバンクで64GBモデル(最下位モデル)で10万円を超えたりと、iPhoneXRは廉価(廉価ではない)状態が続いています。

これもあってか、中古スマホがかなり市場に定着しており、それに伴い、スマホ修理の業界団体ができるとのこと・・・・。

スマホ市場の縮小は2019年も続くと見られています。