錦です。
Appleは、2019年度第一四半期の業績を発表しました。
内容
今回の重点内容はこんな感じです。
- 全体的な売り上げが 前年同期比 -5% (843億1000万ドル)
- iPhoneの売り上げが 前年同期比 -15%(519億8300万ドル)
- iPadの売り上げが 前年同期比 +17%(74億1600万ドル)
- Macの売り上げが 前年同期比 +9%(67億2900万ドル)
- アクセサリ・ウェアラブル・ホームの売り上げが 前年同期比 +33%(73億800万ドル)
- サービスの売り上げが 前年同期比 +19%(108億7500万ドル)
となっています。
地域的には、中国で-27%という記録的な売り上げ減を見せました。そのほかは以下のようになっています。
- アメリカ 369憶4000万ドル(前年同期比 +6%)
- 欧州 203憶6300万ドル(前年同期比 -3%)
- 日本 69憶1000万ドル(前年同期比 -5%)
- 中国 131憶6900万ドル(前年同期比 -27%)
- そのほかのアジア 太平洋地域(前年同期比 +5%)
考察
アップルショックといわれた今四半期は、iPhoneXS/XRの不調を受けたものになっています。AppleにとってiPhoneが発売され、それによる売り上げ向上が見込めた四半期でしたが、そのiPhoneの売り上げが伸び悩み、前年同期比-15%と柱を崩されたように見えます。
しかし、iPhoneを除く iPad Macなどでは売り上げが伸びました。特に、サービスではAppleの記録を更新するほどになりました。
スマホ市場の縮小は今回の業績に大きく影響を及ぼしましたが、AppleMusicなどのサービスでそれは巻き返せると信じています。
ただ、売り上げが前年同期比-27%という記録的な現象を見せた中国では、米中貿易戦争が終結しない限り これをプラスにするのは難しいと思われます。アメリカの+5%はAppleにとって地震になったのではないかと思います。日本での-5%はiPhoneの不調が原因であることは間違いないでしょう
(あくまで個人の意見です。)