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今春リリースの Windows 10 19H1では一部のAndroid端末の閲覧・操作が可能に

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錦です。

Microsoftは今朝、Windows 10 Insider Preview Build 18356(19H1)をWindows Insider ProgramでFastリングを選択しているユーザー向けにリリースしました。

Android端末を遠隔操作

今回のアップデートでは「スマホ同期」アプリがアップデートされ、Android端末の画面をミラーリングする機能「Phone Screen」が追加されました。この機能は、キーボードやマウスで画面を操作することも可能だということです。

厳しいシステム要件

この機能には、Windows10側にはかなり厳しいシステム要件があり、Windows10 19H1(推奨は18356以降)をインストールしてあり、Bluetooth Low Energyの「Peripheral」ロールに対応した「Bluetooth Radio」デバイスが必要とされます。

スマホ側は、PCのBluetoothが届く距離にあり、かつ同じネットワークに接続する必要があります。

また、初期段階(現段階)でサポートされているのはGalaxy S8/S8+/S9/S9+のみです。

Microsoft Surfaceもこの機能を使えるのは Surface Goのみとのことで、かなり厳しい要件であることがわかります。これはいずれ解消していくと思われます。

なお、このビルドでは多くの不具合が修正されていますが、アンチチートソフトを利用したゲームを起動するとバグチェック(GSOD)が発生するバグや、サウンドカード“Creative Sound Blaster X-Fi”が正常に動作しない問題、一部のRealtek製SDカードリーダーが正しく機能しない、「VMware」でWindows Insider Previewビルドをインストール・アップデートできないといった複数の問題は残っているようですので、ご注意を。

Source・Photo: 窓の杜