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【Nishiki-With】池袋暴走事件 なぜ「容疑者」ではなく「元院長」なのか

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錦です。

最近、よくニュースで見る「池袋暴走事件」という悲しい事件。ネット上では、その事件を引き起こした 飯塚 幸三 元院長がなぜ逮捕されないのかという疑問が飛び交っています。今回は、この飯塚 幸三 元院長のがなぜ「容疑者」や「被告」ではなく「元院長」と呼ばれているのかについて興味深い記事を見つけたので紹介します。

参考にさせていただいたページ

www.yomiuri.co.jp

なぜ元院長なのか

この記事を読んだ結論を先に言いますと「まだ逮捕されていない」という人権の尊重と「事件を起こした本人に敬意を表するのはどうか」というそのはざまで生まれた呼び名であるということです。

容疑者というのは、事件に対してその犯人であるという疑いのある人を差しますが、報道各所(メディア)では、逮捕から起訴されるまでを「容疑者」と呼びます。これは、刑事責任を問われたとき、その本人の法的責任をはっきりさせるためだとしています。これを適用している場合、飯塚 幸三元院長は、まだ逮捕されていないので「容疑者」という呼び方は適さないことになります。

しかし、「さん」のような敬称や、「氏」のような敬意を表す表現は、母子含む12人を死傷した事件を起こした加害者に敬称・敬意を示すのは心理的な抵抗があったようです。

そして、元院長は、過去のこととはいえ、元通産省幹部という社会的立場の重い公職に就いていた人物であるためだとしています。