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【編集後記】Mac Proはスタジオへ iMac Proは自宅へ

錦です。

WWDC 19でMac Proが発表されました。2013年以降の大きなアップデート。そのアップデートはほぼすべてのファンの期待を大きく上回るものになりました。28コアXeon、最大4つのGPU、最大1.5TBのRAMなど・・・。

そこでやはり生まれてくる問題はiMac Proの立ち位置。

2年前、iMacの筐体のまま中身がハイエンドワークステーションとなって登場したiMac Pro。当時としては、Mac ProiMacよりも性能が下回っていたこともあり「真のPro」として受け入れられました。しかし、新型Mac Proが登場していこう、iMac Proの立ち位置が微妙なものになりました。

iMac ProのカスタムはMac Proのカスタムで代用可能。動画編集にしてもiMac Proよりもコア数の多いCPUを搭載していたり、8K編集用にAfterburnerなるアクセラレータを搭載しているMac Proのほうが有利です。何にしろMac Proのほうが汎用性があり、カスタム性がありメリットも多くなります。

ただ、Mac Proには少し欠点があります。

iMac Proは、iMacの筐体 オールインワンデザイン でワークスペースにおいて幅を取らないものになっています。しかし、Mac Proは軽くWindowsのミドルタワー・フルタワー並みの体積があります。前世代Mac Proはデスク上に収まる大きさでしたが、新型はそうはいきません。

でこうしたときどういう状態がそれぞれの環境に適しているか考えたとき、iMac Proは自宅に、Mac Proは職場=スタジオにという考えが浮かびました。

私の考えですが、自宅ではあまり幅を撮りたくない、でも職場では割と散らかしたい(語彙力)というのがあってこの結論に至りました。

ほかにもMac Proは1400Wの消費電力があり、1400W+周辺機器の電力=間違いなくブレーカー落ちるレベルの電力と考えるとそういう点もスタジオのほうがいいのかなと思います。これはあくまでスタジオの電気系統がしっかりしているっていう前提ですが。

iMac Proも性能が悪いわけじゃない、逆にiMac Proはあのコンパクトさであの性能を出せると考えれば割と好印象なんじゃないでしょうか。

もっとも、iMac Proは使わせてもらったことがあるだけでもってないんですけどね。