錦です。
VESAは、映像出力端子のDisplayPortのメジャーアップデート「DisplayPort 2.0」を発表しました。
最大77.37Gbps
DisplayPort 2.0では、現時点での最新規格であるDisplayPort 1.4の25.92Gbpsの約3倍に登る77.37Gbpsの速度に達します。
また、VESAが策定した映像圧縮技術「Display Stream Compression(DSC)」を利用した時に最大16K(15,360×8,460)解像度をサポートします。
他にも最大3枚の60Hz 10Kや、最大2枚の120Hz 8Kに対応します。8K 60Hzでは世界で初めて30GbpsでHDR-10をサポートします。
形状
ポートの形はUSB TypeCを採用し、Thunderbolt 3と似た感じになると見られます。
そのため、形状的な下位互換はありません(ただし、変換アダプタを介する下位互換はあるかもしれません)。
DisplayPortが汎用規格になる可能性は低いですが、USB 4に統合されるThunderboltのような運命をたどるのか・・・。ただ、Thunderbolt自体はDisplayPortがベースになっています。今後のUSB規格で、DisplayPortを規格レベルでサポートするのかは不明です。