錦です。
AMDは、明日発売となるミドルエンドGPU Radeon RX 5700とその上位機種である5700XTの国内価格を発表しました。
Radeon RX 5700
Radeon RX 5700は、新たにRDNAアーキテクチャが採用されたGPUで、5700XTのクロックを向上させた50th Anniversary Editionで、ブースト時のクロックが1980MHzとほぼ2GHzに及ぶ高クロックになります。
また、PCIe Gen4に対応し、第3世代Ryzenと相性がとてもいいです。
TDPはそれぞれ、RX 5700が180W、RX 5700XTが225W、RX 5700XT 50th Anniversary Editionが235Wとなっています。AMDは、3製品全てにおいて、電源容量600Wを推奨。
その他仕様は以下参照。比較のために、Radeon VII、そして対抗馬 GeForce RTX SUPERの仕様も掲載しています。
価格も同様上記のとおりになります。50th Anniversary Editionは、直販のみとなっていますが、AMD Shopが日本向けになかったので価格は不明です。ただ、もし日本で発売されるとするならば6万円強であることが予想されます。
5700XTで9.75TFLOPSの性能を出しますが、Anniversary Editionでは、10.14TFLOPSと10TFLOPSを超えます。それで10万円を大きく下回るのはコスパ最強です。実際のスコアは実機が出回らないとわかりませんが、それなりの性能が期待されます。
製造プロセスは、TSMCの7nmプロセスルールであり、Apple Aプロセッサや、Ryzen第3世代と同様です。
なお、同日発売の第3世代Ryzenもすでに日本価格が発表されています。
AMDの製品紹介ページは以下より