錦です。
AMDは、11月に第3世代Threadripperを発売しますが、どうやらマザーボードが対応しない可能性があるとのこと。
マザボ
第3世代Ryzen ThreadripperはX399マザーボードではサポートされないという噂が出てきています。「え?AMDって2020年までチップセットの互換性を保つんじゃないの?」と思った方もいると思いますが、どうやらAMDは、AM4に関して、つまり普通のRyzenはサポートを約束していますが、TR4 つまりThreadripperではサポートを約束していないということ。
また、AMDは、第3世代Threadripperの存在を発表したとき、既存マザボのサポートについて言及はしていませんでした。
もしかしたら、Ryzne Threadripperの前準備として、既存マザボを購入検討されている方はご留意ください。なお、もちろんですが、ASRockやASUS、Gigabyteなどが第3世代Threadripperに向けたマザボを準備している模様です。
Threadripper
第3世代Ryzen Threadripperは、第3世代Ryzenと第2世代EPYC同様、Zen 2マイクロアーキテクチャを採用したワークステーション向けのRyzenです。
基本的にThreadripperはEPYCがベースになるとのことですから、第2世代EPYCのように最大8コアのダイ×最大8ダイ+I/Oダイという構成になると見られています。つまり構成上、最大8×8の最大計64コアが可能になるとのこと。ただ、今回はそれではなく、32コアが最大になると見られています。なお、すでに24コアモデルの存在が噂されています。TSMC 7nmで製造されます。
余談なんですが、Ryzenはわかりやすいですね。エントリ向けのAthlonと、メインストリーム向けのRyzenと、データセンタ向けのEPYC、そしてワークステーション向けのRyzne Threadripperというふうに何がどのプロセッサかわかりやすい。Intelはワークステーション向けのXeonとワークステーション向けのXeonが混ざり合ってるからわかりにくいよ(泣)