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Comet Lake-SではCore i3/i5/i7/i9すべてでHyper Threadingに対応する? i3でも4コア8スレッドになる可能性

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錦です。

やはり、登場が目前となると噂やリーク情報が多くなるCPU市場ですが、新たにIntel 第10世代のデスクトップ向けのCPUについての情報がやってきました。今回は、スレッドのお話です。

以前より、Comet Lake-SではCore i3-10100が4コア8スレッドになる錠言う情報より、Core i3-9350Kの後継、Core i3-10350Kでは4コア8スレッドになるだろうという情報がありました。

しかし、今回 OC3Dが報じる情報では、i5やi7においてもHyper Threadingが有効化され、第10世代のデスクトップ向けラインナップではi3/i9をふくむすべてのモデルがHyper Threadingに対応すると報じています。

It looks like Intel's next-gen i5 will be Hyperthreaded - i7 becomes the new i5 | OC3D News

なお、コア数についても、i9にて8コアから10コアに増えると見られており、以下のような展開になります。

  • i3 4コア8スレッド
  • i5 6コア12スレッド
  • i7 8コア16スレッド
  • i9 10コア20スレッド

もし、i3でこの4コア8スレッドになると、エントリレベルでKaby Lake-S世代のコア数を確保できるというまぁなんというか、、数年前と比較してコスパがかなり良くなります。

増えるコア数

実際、2017年(AMDRyzenIntelは第8世代)以降コア数は増加傾向にあり、Intelは世代を重ねるにつれて2コアずつ増えています。その中で、エントリレベルのi3は2コアから4コアになったものの、スレッド数は4スレッドで、他のプロセッサが12スレッドだとか言ってる間もずっと4スレッドのままでした。

モバイル向けに関してもコア数は増加しており、Uシリーズは第7世代まで最大2コアだったのが、第8世代で最大4コアに、第10世代で最大6コアに増加しています。こちらも第9世代がパスされたことを考えると世代を重ねるごとに2コアずつ増加しています。

Hシリーズは基本的に、Sシリーズを追従しているためこれには当てはまらず、Sシリーズの進化に追従します。

一旦減った

なにげに、第8世代から第9世代に移行するとき、スレッド数は減っています。

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Core i7の話ですが、Core i7-8700KまたはCore i7-8086Kでは6コア12スレッドだったものが、Core i7-9700Kでは8コア8スレッドとスレッド数自体は減っています。これは実際、コア数自体は増えたものの、Hyper Threadingが無効化され物理コア数のみになった結果です。実際、最上位モデルだけで見ると、Coffee Lake-S世代の最上位モデルCore i7-8086Kから、Coffee Lake-S Refresh世代の最上位モデルCore i9-9900Kではスレッド数は12から16で増加しているわけですので、Core i7としては Core i9よりも下位なモデルとして見直されたと考えたらまだ納得がいきますが。

Kaby Lake世代 涙目

さて。本当に可愛そうなCPUたち。それがKaby Lake世代のCPUたちです。特に7700K。その次の世代でとんでもない進化を遂げてしまうのにも関わらず、なんとチップセットが変更されて換装もできない。なんならその3年後にi3が台頭してくる始末。7700K使ってる筆者 涙目。。。次はRyzenで自作しよ。。。

もうマヂ無理、、、マリカしよ(マリカ楽しい。)