錦です。
iPhone XRというと2018年に発売された「今でも割と高性能なスマホ」のはずですが、今年5月に購入したiPhone XRが明らかに遅くなりました。
バッテリー容量が急減
ことの発端を言いますと、10月末くらいから明らかにiPhoneのバッテリーの消耗が激しいんです。結構、あらあらしい使い方をしている私ですが、なぜかiOS 13正式リリース以降 どうも挙動がおかしい。
iOS 11.3で、バッテリーの状況を確認する機能が登場しましたが、ここでその結果をまとめておきますと。
時期 | iOS |
---|---|
2019/8 | iOS 13 Beta | 98% |
2019/9 | iOS 13.0 | 98% |
2019/10 | iOS 13.1 | 94% |
2019/11 | iOS 13.2.3 | 85% |
実は、この1ヶ月で10%近く下落しています。で、今日、2回ほど クラッシュ*1しましてパフォーマンス管理が有効になりました。流石におかしいと思って、ユーザーエクスペリエンスこそ数値化できないもののCPUの性能を試すことができるGeek Bench 4で計測したところ、以下のような結果が。
しっかり下がっちゃってるんですよね。5月から9月という長期間よりも、9月から11月という短期間の間に。使い方は変わっていません基本的に。今日は2回測定しましたが、差は出たものの誤差のレベルでした。まあ、ここまで来ると、iOS 13のせいと疑ってしまいますよね。
バッテリーの残量
実は、今回この記事にしたのは、明らかにバッテリーが20%を下回ったあと、動作がもっさりするためです。システムの各アニメーションにおいてFPSが下がります。RAMも700~800MB利用可能状態なのにです。そして、クラッシュするのも20%を下回った状態で「低電力モード」から復帰するとこの問題が発生するためです。実際、クラッシュしたのも9%と14%のときです。しかも、復帰には給電が必要です。
で、電池残量との関係があるのかということで標準状態37%でベンチを回しました。低電力モードのオン・オフでも影響があるのか。ということを調べるために低電力モードがオン・オフ2回で回しました。
各スコアは、確認のために2回回しており、それぞれ差は誤差のレベルでした。
バッテリー残量が少ないときは、低電力モードのオン・オフは関係なく、おそらく電圧が下がったために 各パーツ(主にCPU)への供給力が薄れてきたために動きがもっさりしているものかとおもわれます。そして、標準時(バッテリー37%)のときは、低電力モードが有効化されると、省電力のためにCPUの性能が落とされて消費電力を抑えるような感じですね。
結論
- バッテリー残量が少なくなると全体的にパフォーマンスが落ちる
- バッテリーがあっても、低電力モード次第ではパフォーマンスが落ちる
- 電池の消耗次第でもクラッシュ発生率は上がる。
結論を言うとこんな感じですね。低電力モードと、電池残量が原因であることがわかりました。電池の寿命次第でもこの状態は変わると見られます。つまり、根本的な解決にはバッテリー交換とか使い方の変更が最適だということですね。しんどいなぁ。