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48コアのRyzen Threadripper 2980Xはあるのか

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錦です。

第3世代Ryzen Threadripperとして、すでに3960X/3970X/3990Xが発表されています。この内、3960X/3970Xは日付が変わって本日午前11時より販売が開始になります(海外ではすでに25日発売済み)。

ところで、コア数展開と、型番からお察しのかたもいると思いますが、3970Xと3990Xの間にはなぞの空間があります。おそらく3980Xがないため違和感があるのですが、どうなるのか。という話です。

Ryzen Threadripperの登場以前から、コア数展開が既存の24/32コアに加え、64コアとその中間48コアである可能性が噂されてきました。

3970Xが32コアだったこと、3990Xが64コアで登場したことを考えると、いろんな説が浮上していた噂は大まかこの噂に収束しました。というか、これしか考えられなくなりました。

しかし、64コアが2020年の登場。登場時期によっては、48コアが登場しない可能性もあります。

CESとZen 3

おそらく、AMDはCES 2020でZen 3の詳細を一部公開すると見られます。CESは1月7日より開催されるため、これに合わせて、Zen 2のように存在自体とチップレットの仕様だけみたいな、限られた仕様が公開されると見られます。

そうなると、次は「Zen 3のRyzen Threadripper待ち」が発生する恐れがあり、48コアを投入しても Zen 3まとうぜ 状態に陥る可能性があります。そうなると、3980Xを投入する意味はないのではとは思いますが。

急いで48/64コアを投入する必要はない

そもそも、AMDは急いで48コアや64コアのRyzen Threadripperを投入する必要はないんです。

第3世代Ryzen Threadripperがライバルとしているのは、第10世代Intel CoreX(Cascade Lake-X)とIntel Xeon-W 3000シリーズですが、これらをあわせても最大コア数は28コア56スレッドであるため、競合するなら3970Xで事足りるわけです。

EPYCの場合、競合相手の第2世代Intel Xeonスケーラブルプロセッサ(Cascade Lake-SP)に56コア112スレッドモデルがあるため、64コアを投入する必要がありましたが、ワークステーション・HEDT向けには急いで大量コアのSKUを投入する必要はありません。

正直、IPCやコアの処理効率はRyzen Threadripperのほうが高いため、24コアの3960Xを出すだけで、性能上の競合の場合は事足りるんですが、やはり数値で見ると28コアに対して24コアですから、32コアSKUを投入する理由はわかりますが、それを超えるコア数を急いで投入する理由はありません。

ただ、3990Xの存在を明らかにしておくことで、買い替えや、新規構成を予定しているコンシューマの興味をAMDにとどめておくこと自体はできるというてんで、存在だけ発表したのだと思います。

Ryzenの競合

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Windowsにおける主な競合相手

Ryzen Threadripperの競合相手は、Core XからXeonのみに変わりつつあります。Core Xはおおよそ、Ryzen 9でどうにかなります。そのため、Xeonとの違いをRyzenが詰めていく必要があります。

Xeonは、ワークステーション向けのWといえど、サーバーの仕様を一部引き継いでいるので、1TBや2TBという大容量メモリ、PCIレーンの大量サポート、メモリチャンネルなどの仕様でRyzenを上回ります。これは、変態のワークステーションを作るときに差が出てきます。特に、この帯のCPUに使う人は大体 怖い人なので、ここら辺の仕様を求めてくる人も少なからずいます。確かに、メモリ4チャンネルあれば、十分という人もいますが、Ryzen Threadripperは最大256GBしかRAMをサポートしません。ならEPYC使えよって話ですが、EPYCは、やはりデータセンター向けということもあり、性能がThreadripperほど高くはありません。という、ここら辺の仕様はIntelのほうが勝るので、今後 対Core i・Core Xから、対Xeonへ仕様チェンジする必要があるのかなとは思います。