錦です。
IntelとAppleは、Thunderboltという高規格・高性能な汎用ポートを共同で開発し策定しています。今回はその新しい形のお話です。
本日、Tiger Lakeが発表されましたが、その実機ではThunderbolt 4ポートが実装されていたという報告が上がっています。
おそらく、正式な発表はComputexかそのあたり、つまりは今年夏になると見られていますが、一部情報ではThunderbolt 3の4倍のスループットを実現しているというものがあります。
現在Thunderbolt 3のスループットガ40Gbpsなので、160Gbpsということでしょうか。もしこれが正しければ、これまでeGPUなどの外部PCIeの対応レーン数がx4からフルのx16に対応できることになります。
なお、Thunderbolt 3はその規格のまま、USB4へ名前を変えることが決定しています。
Thunderboltは先述の通りIntelとAppleが策定しているもので、Thunderbolt 1/2/3すべて一番初めに採用された製品がMacになっています。例えば、現行のThunderbolt 3が一番初めに搭載されたのはUSB TypeAポートが廃止されたMacBook Pro 2016となっています。
この流れで行けば、早ければ年末に登場するMacBook Pro 、Mac miniあたりでThunderbolt 4を搭載すると見られます。遅くても、来年初頭のMacでは採用するものと見られます。