錦です。
先日、CESでAMDはミドルレンジ帯のRadeon RX 5600を発表しました。これにより、RX 5700のハイエンド~ミドルレンジから、RX 5300Mのローエンドまで揃いました。しかし、RDNA世代のGPUではRTX 2080に対抗するようなGPUはなく、依然としてVegaシリーズのRadeon VIIがその立場を担っています。しかし、Redditに面白い情報がありました。
これは、OpenVR Benchmarkというベンチマークソフトを利用して取られたとされるデータです。注目すべき点は、上から2つ目、赤枠で強調されている部分です。型番は不明ですが、同じヘッドセットを利用したRTX 2080Tiを上回るスコアを出しているのがわかりますでしょうか。画像の2.が問題のRadeonですが、スコアが103.32なのに対して、RTX 2080Tiは88.10と87.13。RadeonがRTX 2080Tiを上回るスコアになっています。
VideoCardzによると、CPUの部分に掲示されているOPNコードは、Ryzen 4 4800Hになっているとのことですが、4800Hのクロックとは対応していないとのこと。
RDNAのハイエンドGPUについて、CESでAMDのCEO、Lisa・Su氏が存在を認めたことから、Navi 10よりもさらに上位のコアを搭載したRadeon RX 5800や5900に期待が寄せられるなか、RX 5800/RX 5900の性能を示すような情報であることが伺えますが、先述の通り、Ryzen 4800Hと同じOPNであるのにも関わらず、それと仕様が一致しないためサンプル品が使われていることが推定されますが、なぜモバイル向けの、サンプル品を使ってテストされたのかという疑問が残ります。
あくまで噂・・・として捉えたほうが良さそうです。