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iPhoneの生産は、4~6月まで大幅な改善はない見通し COVID-19の影響

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錦です。

現在、iPhoneを中心に、Apple製品の製造ラインの大幅な遅れが生じていますが、これについて著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、2020年第2四半期まで改善されないと報告しています。

この遅れは、COVID-19の影響で、Foxconnなどの主力のサプライヤーが生産停止に追い込まれ、その後、生産能力の復活が当初の予想よりも遅くなっていることが挙げられます。

Foxconnの他、iPhoneにカメラレンズを供給しているGenius Electronic Opticalからの出荷も過去一ヶ月で大幅に減少している模様で、在庫自体は1ヶ月分残っているものの、完全な生産再開は早くて5月になる見通しです。


この問題は、第1四半期の業績にダイレクトアタックしており、Appleが下方修正を発表していますが、2019年初頭の「アップル・ショック」が再来する可能性もあります。特に、供給不足の上、COVID-19の影響は需要にも影響しており、Appleは中国国内での需要が低下していることを明らかにしています。

この問題が直近の発表が予想されているiPhone 9や今秋登場のiPhone 12にどう影響するかはわかりません。

Apple含め、スマートフォン市場の3月までの回復はどうやら難しいようです。2019年末までに出てきた予想も当初の予測よりも1ヶ月や2ヶ月程度送らせて考えたほうが良さそうです。

MacRumors