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【編集後記】きっと、それは我慢せにゃならんのだ

錦です。

新型コロナウイルスことCOVID-19では、全国の小中高に向けた休講要請により、学生というのはかなり軟禁状態です。

実際、この休校や、外出制限の要請を無視して遊ぶ方もいらっしゃいますが、今回は学生としての言い分をわかって欲しいと思います。

この新型コロナウイルスに関わる休校が始まりまもなく1週間を迎えます。私にとってこの1週間はかなり長かったように感じます。

休校という意味はもちろん、感染拡大を阻止するためのものであることは理解しています。ただ、私たちは外に自由に出れない状態にあります。

娯楽というのは、ジャンプなどの無償公開も含めネット上には至るほどありますが、対人でのコミュニケーションというものは、それとはまた違う娯楽です。私はこの1週間、通話やチャットでは話しましたが、ほぼ人と直接話すことがありませんでした。実際には、友達とあっているので0ではありませんが、わかってほしいのは、対人のコミュニケーションがないと、人は病みかける、病んでしまうということです。特に、私たち多感な時期の人間というのは、そういうことにことさら敏感でもあり、この軽く軟禁されている状態で、息苦しい生活を続けている人もいます。

小中高の休校により、数多くの娯楽施設は休業になりました。それは納得だし賛成します。人が集まるのを抑制するということはCOVID-19に対して有効なことであるのは間違いありません。しかし、公園や河川敷などで子供たちが遊んでいるのを、休校だからダメだと決めつけるのはいかがなものか。

私が訴えたいのは、行政は何をしたらダメで、何をしてもいいのか。これを明確にして欲しい。

Twitterで、厚労省のCOVID-19の相談窓口にて「公園や野外で遊ぶことは推奨している」という旨の回答があったというツイートをみました。これが正確なのかは不明ですが、すくなくとも、開けた場所で感染リスクが低いのは確かです。

これをマスコミやメディアを通して広く公開してほしい。現在、メディアは、COVID-19についてネガティブな報道を多く流しています。その中には誤解されかねないものもあります。

例を挙げるとすれば、専門家が「若者は感染に気づきにくいから、外出を控えて欲しい」という旨の発言を要約する時に「若者のせいで感染が拡大してる」と捉えかねない報道になっていました。

最終的に「子供が外で遊んでいる」という通報が相次ぐという問題になっています。

これ、よく考えて見れば分かることなんですが、重症化する、高齢者の方が発症する可能性が高いからといって、高齢者の方でも発症しない場合もあるわけで、若者に限った話ではないはずです。最終的に、ウイルスの感染自体は、どの年齢であれ必然的に起こってしまうわけで「若者が感染を拡大させている」ととられかねない報道をするのはどうなのか。というか、そういう発表をするのはどうなのか。


最終的に感染の拡大を阻止するには、自宅待機というのはある種最強の方法なのかもしれません。

こんな状態になったならば、きっと、それは我慢せにゃならんのだ。そういうことなのでしょう。

ただ、家にずっといるということは人によってノイローゼや、病みの起因になる可能性があるということ、外や開けた場所で体を動かすことは推奨されているということ。感染の拡大というのは、若者のせいではないということ。それらをわかってほしい。

一部の年配の方が理不尽に子供を責め立ててしまう状態になっています。子供の行動に制限をかけるだけでなく、この状況下で逆に子供が出来ることを、発表していって欲しいと願います。

長い文章、お付き合いありがとうございました。