錦です。
AnandTechによるとIntelの公式資料から、未発表のSKU Core i7-10810Uが見つかった事がわかりました。
現在、Intelから正式に発表されているComet Lake-Sの最上位モデルは、Core i7-10710Uですが、i7-10810Uはモデルナンバー的に、10710Uよりも最上位である可能性が高いです。
10710Uは、6コア12スレッドで、定格1.1GHz~ブースト 4.7GHzになっており、10810Uではこのクロックが高くなるものと見られます。10710UのTDPは15Wですが、cTDPで12.5Wまたは25Wにできます。10810Uでもこれができるようです。
ステッピングはA0になっており、LPDDR4Xはサポートされないとのことですが、もしLPDDR4Xをサポートする場合、K1ステッピングに置き換える必要があり、10810Uの登場で変わるのかそれはわかりません。ただ、ステッピングを変えるとすると、10810Uのみならず、Comet Lake-UのCeleronまですべて変えると見られるので、10810Uの登場とともに一斉に変えるのかは不明です。
少なくとも10810Uは10710Uからクロックを引き上げたものと考えるのが最も自然で納得できます。メモリサポートの話は、10810Uに限られた話ではないので別の機会に記事にします。