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Xbox Series Xの詳細なスペックが公式発表される CPU 3.8GHz 可変リフレッシュレートやDXRにも対応

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錦です。

Microsoftは、Xbox Series Xに関する詳細なスペックを発表しました。

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CPU・GPUはほぼ既報通りになりましたが、CPUクロックが3.8GHz、GPUクロックが1825MHz、演算ユニットが52コアであることは初出かと思います。

サポートされる機能

サポートされる機能も同時に発表されました。

Auto Low Latency Mode(ALLM)

これは、Xbox Oneにも搭載されている機能で、ディスプレイの出力が開始されると、ディスプレイの低遅延モードを自動的に有効化する機能です。

下位互換

Xbox Series Xは、Xbox Oneなどの前のXboxの下位互換をサポートします。これは、ゲームだけでなく、Xbox Oneのアクセサリや、ゲームレガシー、Xbox Game Passなどとも互換性があるとのこと。また、これらの下位互換されたコンテンツは、Xbox Series Xのパフォーマンス向上の恩恵を受けることができるとのことです。

Direct ML

Direct XのコンポーネントであるDirect MLを使用した、ゲームの機械学習をサポートしており、24 TFLOPSを超える16ビットフロートパフォーマンスと97 TOPS(1秒あたり1兆オペレーション)を超えるXbox Series Xの4ビット整数パフォーマンスを活用します。これにより、NPCをより自然に、リアルなアニメーションを提供できるとのこと。

Direct Storage

Direct Storageは、SSDの完全なパフォーマンスとハードウェア解答を発揮するためのゲーム専用に開発された全く新しいIOシステムで、CPUのちからを極限まで減らした状態で、SSDとデータ通信ができるので、CPUでSSDに処理に複数のコアを使わずに1コアだけですむという機能です。これにより、同時に読み込んでいるときでもCPUの性能が上がります。この機能は、Windows にも導入予定とのことです。

DXR

Direct X Raytracingがサポートされ、RDNA 2のハードウェアレイトレーシングがサポートされます。

可変レートシェーディング(VRS)

この機能は、最も必要なシーンにシェーダーを集中させることで、GPUの効率を向上させる機能です。

可変リフレッシュレート

この機能は、フレームレートが変動したときでも、なめらかに描画する機能です。これによりラグなどの症状を低減できるとのことです。


Xbox Series Xは、年末に登場予定です。新型コロナウイルスの懸念がありますが、影響は受けていないという報道もあります。今後の情報に期待です。