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Chromium系ブラウザの標準パーツデザインについてMicrosoftとGoogleが連携 Webサイトのボタンなどがフラットなデザインに

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錦です。

Googleは、Chromiumベースのブラウザで標準パーツデザインの変更点を明らかにしました。

標準パーツデザインとは<button>や<select>のようなタグで、CSSデザインを決めていないときに適用されるデザインです*1。このデザインは、OSに合わせたものになっていました。これにより、デザインに一貫性がなく、開発者・デザイナーは、これを揃えるためにリソースを割く必要がありましたが、こうした問題を解決するため、Google ChromeMicrosoft Edgeの開発チームが昨年1年に渡り連携し、Chromium ブラウザのビルトイン フォーム コントロール(標準パーツデザイン)のテーマの刷新と機能の改善を行ったとのこと。

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新旧のフォームコントロール比較(右が新しい方)

また、タッチスクリーンにも最適化し、マルチ入力ディスプレイでの操作性が向上しています。正確には、当たり判定が大きくなったということです。

キーボードだけで色の選択ができるカラーピッカーなども利用可能になっており、単にスタイルの変更だけでなく、使用感も変わるようです。


これらのデザインは、Microsoft Edgeで本日より利用可能で、Chromeではv81で試験的に導入、v83で変更が適用される予定とのことです。

Source:PC Watch

*1:正式名称ではなく、筆者が勝手に名付けた名前です。