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安倍首相、濃厚接触通知アプリを6月中旬に導入することを明らかに AppleとGoogleのシステムを採用

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錦です。

安倍首相は、東京・神奈川・千葉・埼玉・北海道の緊急事態解除宣言の会見にて、新型コロナの感染拡大防止策のアプリについてコメントしました。

濃厚接触通知アプリ

濃厚接触通知アプリは、感染者と一定時間、同じ空間(近くにいた)場合に通知されるアプリです。

仕組み

おそらく、国が提供するアプリで、国からの監視が心配だという方もおられると思いますので、かんたんに説明すると、

このアプリでは、アプリをインストールした端末で、近くに接近したユーザーの端末すべてを匿名で保存し、あとで接近した端末が感染者であることが明らかになったら接近・接触したユーザーに通知するというものです。

GPSは収集できず、接触したかどうかという判断はBluetoothを使用し判断されています。情報収集については、最小のものに限られ、利用もコロナ対策にしか使えません(AppleGoogle利用規約)。

一応、日本では厚生労働省がアプリを制作し、それを配布します。厚労省が国民に配布するまでにGoogleAppleによる審査があり、その審査を経てGoogle Play StoreとApp Storeに公開されます。

もっと詳しい仕組みは以下の通り

  • スマートフォン上で、毎日ランダムに生成するキー(仮称:鍵その1)と、「鍵その1」をもとに15分に一度生成するキー(鍵その2)が用意される。
  • ユーザー同士が近くにいるとき、自分の端末で生み出した「鍵その2」(15分に一度のキー)が相手の端末へ保存される。
  • 新型コロナウイルス感染症に感染し陽性になった人は、「Exposure Notification」API/プラットフォーム対応アプリで「感染しました」と自己申告する。
  • ユーザー同意のもと感染報告者の「鍵その1」は政府か保健機関が提供するアプリを通じてサーバーへ送られる。
  • API対応アプリは、定期的に全国から報告される「鍵その1」をダウンロードする。そして端末上で、誰かと会ったときの「鍵その2」とマッチするかどうか判定し濃厚接触の可能性を判定する。

引用元:ケータイWatch

iOS の場合、iOS 13.5にアップデートする必要があります(iPhone 6s以降のみ対応)