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GeForce RTX 3080とRTX 3090は8月に量産開始 9月に発売か

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錦です。

igor'sLABNVIDIAGeForce RTX 30シリーズの開発スケジュールを予測しています。

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掲載された予定

掲載された予定には、EVT(Engineering Validation Test)が終了し、現在はDVC(Design Validation Test)に移行しているとのこと。この資料によれば、8月に量産が開始され、9月に発売されるとされています。ただ、これは、リークに基づく推測であるため、確定されたものやリークでは有りません。しかし、先日流出した写真などを含めても、大まかにはこの予定はあたっているようです。

RTX 3090の存在

以前、RTX 3090については、当ブログでは「噂程度」としてお伝えしましたが、RTX 3090自体はかなり情報が出てきています。ただ、RTX 3090についてはいくつかの予想がなされており、一つは3080 Tiよりも上位のコンシューマー向けという予測。他には、TITNAが置き換えられ、GeForce RTX シリーズに組み込まれるという予測。そして、RTX 3080 Tiを置き換えるという予測。

最後の予測については、単にラインナップをわかりやすくするため、Tiというラインナップをなくそうとしているのではないかとも予想されています(参考記事 Wccftech)。

RTX 3090は、GA 102のコアを採用するとされており、この仕様は、RTX 3080 Tiなどと使用を共有するものと見られています。

消費電力

消費電力(TBP)についても、情報が出ており、RTX 3090は全体で350W、GPUコアだけ(TGP)では230Wであるとされています。残りの120Wのうち、60WはvRAMが食うようで、その他は、各種部品が電力を食っていき、最終的に350Wになります。

デュアルチップ

そして、また登場した不可解な情報が、もう一つのチップ「Traversal Coprocessor」なるものが存在するということ。以前、RTX 3080の写真が流出した際、ファンが背面にも搭載されるとお伝えしましたが、このコアが背面に実装されるからではないかと予想されています。

Traversal Coprocessorでは、レイトレーシングの処理を担うとされていますが、そもそもGPU自体にRTコアという、レイトレーシングのコアが有り、これが性能向上するという噂がある状態で、別のチップとしてレイトレ専門機構を作るというのには、納得がいきません。

登場時期

最後に、登場時期について、再度触れておくと、この記事の冒頭の表に記されたとおり、8月には量産が始まるものと予想されます。

8月にはHot ChipsやGamescon 2020を控えており、NVIDIAはそのタイミングで発表する可能性があります。また、今年は9月のタイミングでComputex Taipeiがあるので、そこにも期待です。

Source:Igor'sLAB(1,2)、VideoCardz、Wccftech(12