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Ryzen 5 3600XT/Ryzen 7 3800XT/Ryzen 9 3900XTが発表!最大4.7GHz 12コア24スレッドのCPU

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錦です。

AMDは、Ryzen 5 3600XTとRyzen 7 3800XTとRyzen 9 3900XTを発表しました。

コア数 スレッド数 定格クロック ブーストクロック TDP L3キャッシュ ソケット アーキテクチャ
Ryzen 9 3900XT 12 24 3.8GHz 4.8GHz 105W 64MB AM4 Zen2
Ryzen 9 3900X 12 24 3.8GHz 4.6GHz 105W 64MB AM4 Zen2
Ryzen 7 3800XT 8 16 3.9GHz 4.7GHz 105W 32MB AM4 Zen2
Ryzen 7 3800X 8 16 3.9GHz 4.5GHz 105W 32MB AM4 Zen2
Ryzen 5 3600XT 6 12 3.8GHz 4.7GHz 95W 32MB AM4 Zen2
Ryzen 5 3600X 6 12 3.8GHz 4.4GHz 9W 32MB AM4 Zen2

価格は、Ryzen 9 3900XTが499ドル、Ryzen 7 3800XTが399ドル、Ryzen 5 3600XTが249ドルになっています。

RyzenにXTが冠するのは初めてのことで、これらのモデルは、同じ番号で末尾がXのものからブーストクロックを向上させたものになっています。


これが噂のMatisse Refreshってやつですね。とりあえず、どうやらブーストクロックの工場だけにとどまったようですが、3900XTに限ると、3900Xから4%のシングルスレッド性能の向上、競合に対して40%電力効率に優れるとしています。

あわせてB550チップセットマザーが解禁されており、同時にA520チップセットの存在も明らかにされました。Matisse Refresh郡は基本的にハイエンド向けなので、B550やA520よりもX570出組人のほうが多そうですが。。。A520チップセットについてはこの後更新する記事で詳しくご紹介します。

製造プロセスやI/O、コアの仕様は変わらず、TSMC 7nmプロセスで製造され、PCIe 4.0をサポートし、Zen 2マイクロアーキテクチャを採用しています。ソケットもプラットフォームも従来のRyzen 3000シリーズと変わりませんので、3500や3600からのアップデートに好適です。下位互換では一応、X470/B450チップセットでも利用できます(ただしPCIe 4.0は利用できません)。

ニュースリリース