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Intelが将来的にARMベースの独自プロセッサを開発・製造する可能性

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錦です。

リーカーのJioriku氏氏が、信頼できるIntelの内部の連絡筋の話として、2-in-1デバイスや、折りたたみデバイスなどの折りたたみ式などのモバイルデバイスで使用する独自のARMプロセッサを開発・製造する計画を協議しているとツイートしています。

Intelは、ARM分野への参入に関して、定期的に取締役会を開いているとのことでした。

同氏は、具体的な登場時期はわからないものの、早ければ2021年内には計画の発表、製品の発表は2022~23年になると予想しています。


Apple M1の登場以降、パソコン市場がこれまで以上にARMに注目しているのは確かです。ARMがこれまでもスマートフォン市場やタブレットで躍進していたのを見て、MicrosoftQualcommWindows 10でARMを普及させようと努力しており、結果、MicrosoftからSQチップを搭載したSurface Pro Xが登場しました。

Intelは、Lakefieldをはじめ、昨年のCESで折りたたみ式デバイスを紹介していることからも、省電力プロセッサに興味がある事がわかります。その中で、Apple M1搭載のMacBookがしっかりとした形となって登場したことは、Intelを動かした要因になった可能性があり、今後IntelがARMに参入する理由にもなります。

ただ、この一連のツイートを見るかぎり、IntelはARMプロセッサで、ハイエンドデスクトップ向けプロセッサを置き換えるというような計画を構想しているわけではないようで、あくまでモバイル向けの省電力プロセッサを置き換える計画を協議しているようです。