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Radeon RX 6000シリーズ向けにDLSSに対抗する機械学習機能が3月ごろに登場する予定 ~ 対応ゲームの解像度とFPSが向上する模様

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錦です。

Prohardver!Wccftechによると、AMDが3月ごろに「Adrenaline」のアップデートで新機能を導入することを予定している可能性があることがわかりました。

追加されるとされている新機能は2つで、一つは「FiedlityFX Super Resolution」でもう一つは「RadeonBoost」です。前者の機能は、NVIDIAのDLSSに対抗する機能になるようで、DirectML APIに対応し、機械学習によって、ゲームのフレームレート(FPS)が向上するそうです。後者の機能は、ゲームを低解像度にスケーリングして、アクションが多くない場合でもパフォーマンスを向上させるという機能です。ともにNVIDIAのDLSSに対抗する機能になっています。

「FiedlityFX Super Resolution」については、AMDからすでに発表がありましたがまだ一般向けに公開されていない状態でした。RX 6000シリーズの発表でこの存在がみられましたが、その段階ではまだゲーム開発者と協力してて開発中という段階でした。


これらの新機能が、3月ごろにAdrenalineのアップデートにより追加されるそうで、間もなく提供が開始されるとのこと。以前からお伝えしている通り、DLSSがない状態ではNVIDIAのAmpere GPUよりもAMD RDNA 2 GPUのほうが性能がいいなんてことが最近多いので、AMDにはこれらの新機能、頑張ってほしいです(機械学習はまだNVIDIAのほうが強いだろうけど)。

(更新中)