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Zen 4世代 Ryzen 7000シリーズのAPUは「Phoenix」に

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錦です。

Patrick Schur氏が、Ryzen 7000シリーズのAPUについて言及しています。

Ryzen APUでは、ノートパソコン向けのソケットが2世代ごとに変更されていました。しかし、6000シリーズのFP7ソケットは1世代のみの利用となり、7000シリーズでは早々にFP8に移行するようです。理由はPCIe 5.0の採用やDDR5への対応などが予想できますが、詳細はわかりません。

世代 2000 3000 4000 5000 6000 7000
開発コード Raven Ridge Picasso Renoir Cezanne Rembrandt Phoenix
アーキテクチャ Zen Zen+ Zen 2 Zen 3 Zen 3+ Zen 4
製造ノード 14nm 12nm 7nm 7nm 6nm 5nm?
GPU Vega Vega Vega Vega Navi
メモリ DDR4 DDR4 DDR4 DDR4 DDR5 DDR5
PCIe Gen 3 Gen 3 Gen 3 Gen 3 Gen 4
最大CPUコア数 4C8T 4C8T 8C16T 8C16T 8C16T
ソケット FP5 FP5 FP6 FP6 FP7 FP8

Zen 4シリーズは5nm TSMCプロセスノードを採用するのではないかという情報もあるそうです。そして、Zen 3の次世代アーキテクチャ「Zen 3+」では6nmノードが採用されるという情報もあります。すでにTSMC 5nm自体は製造可能ですので、どのタイミングで移行するかはAMD次第ですが、6000シリーズでは5nmを採用せず、7000シリーズで初めて5nmを採用するということになっています。

7000シリーズが登場するのは2022年や23年になると思いますが、このころにはもうTSMC 3nmが実用化されている気がするので、5nmにもある程度余裕が出るんじゃないでしょうか。

via VideoCardz