錦です。
Googleは、同社の開発するWeブラウザ「Google Chrome」について、今年第3四半期にリリースされるChrome 94からリリースサイクルを現在の「6週間ごと」から「4週間ごと」に変更することを発表しました。
同社は、Chromeのテストとリリースのプロセスを改善し、リリースサイクルを短縮し新機能を迅速に提供できるようになったことが明らかになったとのこと。現在は隔週でセキュリティアップデートができる体制になっているとのことです。
そして、新たなリリースオプションとなる「Extended Stable」オプションを新たに追加。更新に対応するために追加の時間を要するエンタープライズ管理者や組み込みChromiumを利用しているユーザーが利用可能になります。こちらのオプションは、セキュリティアップデートは普通のものと同様2週間毎にリリースされますが、機能アップデートのリリースについては8週間ごとにリリースされるというものです。
Chrome OSには、複数の安定版のリリースオプションが追加される予定とのこと。こちらは数ヶ月以内にOS管理者向けに詳細が公開されます。
このアップデートはおそらくChromiumのリリースサイクルに影響しているとみられることからMicrosoft EdgeなどのChromiumベースのWebブラウザにも影響する可能性があります。