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Intel、暗号を使ってゲーミングGPU「Xe HPG」を日本時間3月27日早朝に発表へ ~ ティザー動画と暗号のような特設サイトが公開

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錦です。

IntelIntel GraphicsのTwitterで「Xe HPG」のティザー動画を公開しました。

Xeのバリエーションは4種類あり「Xe HPG」はゲーミング部分を担うGPUとなっています。

私には発見できませんでしたが、PC Watchによると動画にはどうやら2進数が含まれている模様。

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11010000

という4つの2進数を10進数に変換すると35・160・237・208。これをIPアドレス「35.160.237.208」としてWebブラウザ開くとxehpg.intel.comにリダイレクトされます。このページには、Xe HPGの発売日が記されており、現地時間3月26日午前9時に発売されることが明らかになりました。日本時間では27日午前6時です。


Xe HPGは、データセンター向けのHPに比べて大規模な構成になるとすでに明らかになっており、クロックもゲーム向けに最適化されることが明らかになっています。

また、メモリにはXe LPのLPDDR4XやHP/HPCに採用されるHBM2ではなくGeForceRadeon RX同様にGDDR6メモリが用いられます。そのうえ、競合GPUに最小されているレイトレのハードウェアアクセラレータについても搭載する旨の発表がすでにあります。

nishikiout.hatenablog.com

Intel GPU

前述の通り、Intel Xeには4種類のバリエーションがあります。

  • Xe HP:データセンタ向けGPU
  • Xe HPC:HPC向けGPU
  • Xe HPG:ゲーミング向けGPU
  • Xe LP:小規模GPU ローエンド・iGPU向け

バリエーションの話についてはこちらの記事で扱っているのでご覧ください。

Xe LPはすでに「Iris Xe Max」というGPUとしてノートパソコン向けのローエンドGPUとなっています。また、OEM向けのデスクトップ向けGPU「「DG1」」となって製品化されているほか、Tiger Lake UP3/4のiGPUと、先日発表されたRocket Lake-SのiGPUに採用されています。ディスクリート製品は3つ目の製品になります。

ちなみに、Iris Xe MaxとDG1はIntel CPUでしか使えないという制約がありますが、Xe HPGはどうなるんでしょうか・・・。