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Arm、10年ぶりに新アーキテクチャ「Armv9」アーキテクチャを発表 ~ 性能とセキュリティが向上し、DSPと機械学習機能も

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錦です。

Armは同社の最新のアーキテクチャ「Armv9」を発表しました。

前回のアップデートは2011年の「Armv8」となっており、実に10年ぶりの刷新となっています。命令セットアーキテクチャはこれまで通り、高性能CPU向け「Armv9-A」、リアルタイム処理向け「Armv9-R」、組み込み向け「Armv9-M」が用意されます。

Armv9は、Armv8と互換性を保ちながら、機械学習機能やDSP(デジタル信号プロセッサ)の性能強化、セキュリティの向上を行っていくとしており、今後10年間、マイクロコントローラという小規模チップからサーバー向けの大規模プロセッサまで担うとしています。

機械学習DSPは、今年から運用が始まっている世界最高の日本スパコン「富岳」に採用されたベクタ拡張をベースにしており、これまでのHPC向けの用途だけでなく、一般的なシステムでも利用できるとのこと。

性能は、現行のCortex-X1やA78に比較して、Armv9を採用するMatterhornでは2.5倍の向上が見込まれ、その先のMakaluではさらに30%以上の向上が果たせるとしています。


採用製品は2021年中に登場するとのことで、おそらくApple A15やSnapdragon 888の後継で採用される可能性があります。