錦です。
MicrosoftはSurface Laptop 4を正式発表しました。
仕様
まず、今回のモデルではCPUが大幅にアップデートされており、13.5インチモデルでもRyzenの採用があります。
プロセッサはIntelが第11世代プロセッサ「Tiger Lake UP3」が、RyzenにはRyzen 4000シリーズとなる「Renoir」がそれぞれ採用されています。CPUアーキテクチャ自体も大きく変わっておりIntelはSunny CoveからWillow Coveに、RyzenはZen+からZen 2にそれぞれパワーアップしています。
採用されるCPUは13.5インチが
- Core i5-1135G7
- Core i7-1185G7
- Ryzen 5 4680U with Radeon Graphics Microsoft Surface Edition
15インチモデルは
- Core i7-1185G7
- Ryzen 7 4980U with Radeon Graphics Microsoft Surface Edition
となっています。詳しいカスタムについてはこの記事の下部の「価格」の部分に書きます。
CPUについては、Tiger LakeがそもそもcTDPによる多段階のクロックが設定可能であることと、RyzenはSurface向けの特別モデルですがAMDからもMSからもRyzenの仕様が出ていないので詳しい詳細は不明です。ただしコア数だけは明らかになっており、Intel CPUはすべて4コア8スレッド、Ryzen 5は6コア12スレッド、Ryzen 7は8コア16スレッドでの展開になっています。GPUは1185G7が96EU、1135G7が80EU、Ryzen 5が6CU、Ryzen 7が8CUとなっています。IntelとAMDでは数え方が違うので実際の性能はコア数には比例しないことに注意していただきたく思います
また、15インチモデルにのみ展開されていた32GB RAMが13.5インチモデルでもカスタムに追加されています。
バッテリーは通常のデバイス使用環境で以下の表のとおりになっています。前世代よりも伸びています。
13.5" | 15" | |
---|---|---|
Intel Coreモデル | 17時間 | 16.5時間 |
Ryzenモデル | 19時間 | 17.5時間 |
ストレージラインナップは、256GB/512GB/1TBとなっており、取り外すことができるSSDになっています。
カメラはWindows Helloの顔認証用カメラ、720p f2.0のHDカメラが搭載、音声マイクはDual far-field スタジオマイクが内蔵されています。また、スピーカーにはDolby Atomsに対応したOmnisonicスピーカーが搭載されています。
外部接続は以下のとおりです。
重量は15インチが1,542g、13.5インチはプラチナとアイスブルーが1,265g、マッドブラックとサンドストーンが1,288gになります。
価格
価格は、以下の表のとおりになります。
まずは13.5インチモデル。
CPU | メモリ | ストレージ | 本体色 | 価格 |
---|---|---|---|---|
Ryzen 5 | 8GB | 256GB | プラチナ | 12万8,480円 |
Ryzen 5 | 16GB | 256GB | プラチナ | 15万480円 |
Core i5 | 8GB | 512GB | プラチナ ブラック アイスブルー サンドストーン |
16万1,480円 |
Core i5 | 16GB | 512GB | プラチナ | 18万3,480円 |
Core i7 | 16GB | 512GB | プラチナ | 21万6,480円 |
Core i7 | 32GB | 1TB | ブラック | 29万3,480円 |
ついで15インチモデル
CPU | メモリ | ストレージ | 本体色 | 価格 |
---|---|---|---|---|
Ryzen 7 | 8GB | 256GB | プラチナ | 16万1,480円 |
Ryzen 7 | 8GB | 512GB | プラチナ ブラック |
17万2,480円 |
Ryzen 7 | 16GB | 512GB | ブラック | 21万8,680円 |
Core i7 | 16GB | 512GB | ブラック | 23万1,880円 |
Core i7 | 32GB | 1TB | ブラック | 30万2,280円 |
Ryzenモデルでは32GB RAMモデルを選択きませんのでご注意ください。