錦です。
昨夜、Geekbench BrowserにM1 iPad Proのベンチマークが登場したことをお伝えしましたが、M1 Macも登場していることがわかりました。今回は、iMacと各種ベンチマークを比較していきます。
スコア
iMacのスコアは以下のとおりです。
今回ベンチマークされたのはGPUが8コアの上位モデルとなっています。7コアモデルは見つかり次第追記します。
M1 Macと比較
まずはじめに他のM1 Macと比較していきます。
CPUは全モデル全くと行っていいほど差はありません。iMacやMac miniは電源に接続されているから少しぐらい他より高いのかなぁとか思ってたのですが、誤差の範囲に留まっています。
続いてGPU。こちらは、グラフの範囲が小さいため波があるように見えますが、MacBook AirのGPU 7コアモデルが18000台でとどまっている以外は2万超えの内蔵GPUとしては優れたスコアを叩き出しています。OpenCLも似たような結果になりましたので省略。続いて具体的な過去モデルや類似モデルとの比較をしていきます。
その他モデルとの比較
では、実際に比較していきます。
CPU
CPUはコンシューマー向けの最上位モデルであるiMac 27インチとMacBook Proの最上位モデルを相手に比較しました。
Apple M1はやはり、シングル性能が高く、M1を除くとMacの中で最も高いシングルスコアを発揮しています。マルチスコアについては、iMacのi7には届かないものの、MacBook Pro 16インチの最上位モデルを上回っています。iMac 27インチに比べて、24インチは価格に対する性能は圧倒的に高いです。
GPU
GPUはこの通り。Radeon Pro 5300Mには劣るものの、MacaBook Pro 15インチ 2019モデルの上位GPU Vega 16とほぼ同等の性能をもっています。価格のことを考えれば十分です。
ちなみに、Intel内臓のIntel Iris Plus 640にはもちろん、前世代のPro 560Xや555Xよりもスコアが高くなります。ただし、vRAMは搭載されていないので、処理によってはPro 560XやPro 555Xよりももっさりする可能性は否定できません。
まとめ
ということで、iPad Proほど多くはまとめていませんが、スコアはほぼiPad Proと同じなので、i9-11900KやRyzen 9 5950Xなどの最新のハイエンドクラスCPUとの比較はiPad Proの比較記事ように作った画像を添付しておきます。iMac≒iPad ProなのでiPad Proの部分をiMacに置き換えてください。
iMacはすでに注文が始まっており、今月末に販売される予定です。