錦です。
VideoCardzによると、NVIDIAがDLSSに「超高品質(Ultra Quality)モード」を準備していることがわかりました。
これは、現行の「高品質(Quality)」では、66.6%をGPUが処理して、残りをDLSSが処理しています。DLSSの設定は4つあり「Ultra-Performance(超性能)」「Performance(性能)」「Balance(バランス)」「Quality」となっています。これは、GPUとDLSSの利用率を変更させるものです。性能重視にすればDLSSの処理を多くし、品質重視にすればGPUの処理を多くするというような感じです。基本的にDLSSによるアップスケーリングよりも、GPUで処理するグラフィックのほうがきれいになるので、品質重視にすればするほどGPUの処理が大きくなるということになるわけです。
現状では、NVIDIAのDLSSと、実質的にその競合となるFSR(FidelityFX Super Resolution)では、FSRの設定のほうが品質設定で「超品質」という名でGPUの処理率が高いモードがあり、GPU処理率77%のモードがあります。DLSSの超高品質もこれくらいになるものと見られますが、実際にどうなるのかは定かではありません。
また、既存のゲームはDLSSとFSRの両方をサポートしているしているタイトルはないので、比べようはないらしいです。