錦です。
Microsoftは、クラウドPCストリーミングサービス「Windows 365」のサービスを開始し、詳細な構成と価格を発表しました。
Windows 365
Windows 365は、クラウド上で動作するWindowsをクライアントPCから操作することができるというサービス。どこからでもインターネットさえあればアクセスでき、たとえば、職場と家庭で同じ環境のWindowsにアクセスすることが出来ます。
Windows 365は、HTML5対応ブラウザであればWindowsだけでなく、iOSやAndroid、MacやLinux、ChromeOSからも利用でき、クライアント側のPCに刺されているUSB等のアクセサリにも対応します。
料金体制と価格
ユーザーあたりの料金体制と各構成は以下のとおりです。
CPU コア数 |
RAM | Storage | Bussiness | Windows Hybrid Benefit |
Enterprise |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2GB | 64GB | ¥3,260 | ¥2,720 | ¥2,720 |
2 | 4GB | 64GB | ¥4,350 | ¥3,810 | ¥3,810 |
2 | 4GB | 128GB | ¥4,760 | ¥4,210 | ¥4,210 |
2 | 4GB | 256GB | ¥5,980 | ¥5,440 | ¥5,440 |
2 | 8GB | 128GB | ¥6,120 | ¥5,570 | ¥5,570 |
2 | 8GB | 256GB | ¥7,340 | ¥6,790 | ¥6,790 |
4 | 16GB | 128GB | ¥9,510 | ¥8,970 | ¥8,970 |
4 | 16GB | 256GB | ¥10,740 | ¥10,190 | ¥10,190 |
4 | 16GB | 512GB | ¥14,270 | ¥13,730 | ¥13,730 |
8 | 32GB | 128GB | ¥17,260 | ¥16,710 | ¥16,710 |
8 | 32GB | 256GB | ¥18,480 | ¥17,940 | ¥17,940 |
8 | 32GB | 512GB | ¥22,010 | ¥21,470 | ¥21,470 |
一番最下位の構成は、1コア CPU、2GB RAM、64GBと、もはやWindows動かす気ないやろ構成となっており、MSのページで推されているのは、2コア 4GB RAM 64GBの構成です。そこまで重付加作業しないなら、4コア16GB構成あたりで良さそう?(4コア 8GB構成が個人的にはあったら良かったのにとおもいました)
Windows 10 Proを利用している場合、Windows Hybrid Benefitの特典で、Bussinessユーザーのみ最大16%の割引の価格が適用されます。ただし、更新するまでの間にWin 10 ProからWindows 365にアクセスする必要があります。
Bussinessユーザーは、300人以下のユーザーの組織でクラウドPCを展開しているのに適しているとのこと。
Windows 365ライセンスは、Microsoft 365ライセンスの拡張として扱われ、サブスクリプションの停止などはMicrosoft 365の管理センターで行うことができます。
また、構成自体は後からデータや環境はそのままでアップグレードする事ができます。ただし、現時点ではダウングレードのオプションは用意されていません。
本日から開始
すでに注文が可能になっており、注文すれば利用可能になります。