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第12世代Alder Lake向けとなる「Intel 600」シリーズのZ690チップセットなどが一挙に発見 ~ CoreX向けと見られるX699チップセットも

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錦です。

HXL氏(@9550pro)が、Intelチップセットドライバから、未発表のチップセットが発見されたとツイートしています。

発見されたチップセット

発見されたチップセットはすべて、Intel 600番台のチップセットなっており、順当に考えればIntel 500番台チップセットの後継、すなわち第12世代向けのチップセットになります。

見つかったチップセットをまとめます。

  • Q670
  • Z690
  • H670
  • B660
  • H610
  • W680
  • X699
  • W685
  • R680E
  • Q670E
  • H610E

この内、Q670/Z690/H670/B660/H610はAlder Lake-S向けのチップセットで有ることに間違いはないでしょう。W680はAlder Lake-SをベースにするXeon向けのチップセットかと見られます。デスクトップ向けについては大方命名規則に変更は内容で、Z690がハイエンド、H670がアッパーミドル、B660がメインストリーム、H610がエントリ、Q670がエンタープライズ向けとなるのでしょう。そして、W680とW685はAlder Lake-SベースのXeon搭載のワークステーション向けでしょう。

末尾にEがつくチップセットはモバイル向けとなっており、命名規則が変更された形となります。Rは多分OEM向けになると思うんですけど、そもそもラップトップってOEMなんだよなぁ・・・。

そして残る一つがX699。これはおそらく第12世代の一員になるであろうCore X向けのチップセット。つまりはCore i9-12900Xシリーズ(Sapphire Rapids-X)向けのチップセットということになります。前世代がX299になっていて、Intel X399/499/599がないのは、多分AMD X399とのダブリを避けるためでもると思いますが、単に第12世代とチップセットの番号を合わせるためとも考えられます。

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