錦です。
Appleは新型iPhoneとなる「iPhone 13」と「iPhone 13 mini」を正式発表しました。
ディスプレイ
ディスプレイサイズはiPhone 13と13 miniともにサイズ変わらず、6.1インチと5.4インチとなっています。
ディスプレイはiPhone 12から通常時の最大輝度が625ニトから800ニトに向上しました。これによって、昼間の太陽光のもとでも可視性が高まりました。HDR時の輝度は変わらず1200ニトとなっていて、HDRやXDRのコンテンツをより楽しむことができます。無論OLEDディスプレイです。
ノッチが小さく
また、iPhone XからTrue Depth Cameraを搭載するために存在していたノッチ部分は、iPhone X以来初となる小型化に成功しており、20%ノッチが小さくなっています。画面占有率が向上しました。
Apple A15
そして、SoCには新たにApple A15 Bionicが採用されました。
トランジスタ数は150億にも登っています。Apple A15 Bonicには2基の高性能コアと4基の高効率コアの計6コアのCPUコアが搭載されています。CPU性能は競合他社と比較して40%高いと主張しています(Appleさん「率直に言って他社はまだ2年前とか去年のAppleチップに追いつこうとしている」なんて煽ってました)。
GPUは4コア搭載しており、競合他社より30%高い性能を実現しているとしています。
また、ニューラルエンジンも強化されており、コア数は16コアで変わりませんが毎秒15.8兆もの計算をすることが可能になっているとのこと。
システムキャッシュは前世代にくらべて2倍になってるとのことです。その他、ビデオエンコーダ・デコーダなども刷新されているとしています。
カメラ
iPhone 13とiPhone 13 miniのカメラは主に広角カメラでアップデートが行われました。
広角カメラにはiPhone 13 Pro/13 Pro Maxを除いて最も大きなセンサーサイズとなる画素サイズ1.7μmのセンサーを採用しました。これによって、47%多くの光を取り込むことができるようになり、暗所での撮影に強くなりました。もちろん、広角・超広角両方でナイトモードに対応します。
また、広角カメラにはiPhone 12 Pro Maxで初めて採用されたセンサーシフト式光学手ブレ補正を搭載しており、より高い手ブレ補正能力を誇ります。それに加え、強力なピントをあわせる能力を持つ「シネマティックモード」を新たに搭載しており、浅い被写界深度での高速なオートフォーカスが実現しました。
それに加え、Dolby Visionで4K60FPSの撮影に対応しました。
バッテリー
バッテリーは、iPhone 13がiPhone 12と比べて2.5時間長いバッテリー駆動時間を、iPhone 13 miniがiPhone 12 miniと比べて1.5時間長いバッテリー駆動時間をそれぞれ実現しています。
これによって、iPhone 13ではビデオ再生で最大19時間、ビデオストリーミングで最大15時間、オーディオ再生で最大75時間のバッテリー駆動時間を実現。
iPhone 13 miniではビデオ再生で最大17時間、ビデオストリーミングで最大13時間、オーディオ再生で最大55時間のバッテリー駆動時間を実現しています。ポートは変わらずLightningとなっています。
サイズと重量
サイズと重量は、iPhone 13 miniが縦x横x厚み(mm)で131.5x64.2x7.65 140g、13が146.7x71.5x7.65 173gとなっています。
価格とラインナップ
カラーは全5色。PRODUCT(RED)、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンクとなっています。
ストレージ展開は64GBが廃止、512GBが新登場し、128GB/256GB/512GBの展開となっています。
価格は次の表のとおりです。
13 mini | 13 | |
---|---|---|
128GB | ¥98,800 | ¥86,800 |
256GB | ¥110,800 | ¥98,800 |
512GB | ¥134,800 | ¥122,800 |
予約は17日午後9時から、発売は24日になっています。