Nishiki-Hub

国内外のPC/PCパーツ/スマホ/Appleなどの最新情報を取り上げています

Microsft、Windows 11インストール時のTPMチェックを"緩和"する方法を公開 ~ ただしTPM 1.2は必須

f:id:doskokimeil127-dosd:20210625004533p:plain

錦です。

Microsoftは、Windows 11をTPMチェックを無効にした状態でWindows 10からアップグレードできる方法を公開しました。

TPM

Windows 11の最小要件にはTPM 2.0の対応が必要になっています。その影響で、特に発売から5年以上たっているデバイスを中心にWindows 11には対応しないということになっています。

今回はその要件を「緩和」する方法となっています。

レジストリをいじる

方法は、レジストリエディターで、「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥Setup¥MoSetup」>「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」>「REG_DWORD」を「1」に変更した上で、Windows 11のダウンロードページから「Windows 11 のインストール メディアを作成する」を選択し、インストールメディアを用いてアップグレードを行うということです。

Microsoftはこの方法を自己責任としており、以前「TPM 2.0を回避してインストールできる(クリーンインストール)」が話題が出たときにも言われましたが、正式な方法以外でWindows 11にアップグレードするとWindows Updateが利用できない可能性があるとのことです。つまり公式にして非推奨というわけです。

TPM 1.2

なお、この方法を用いてもTPM 1.2が必要とのことで、これが「回避」ではなく「緩和」と書いている理由です。

関連リンク