Nishiki-Hub

国内外のPC/PCパーツ/スマホ/Appleなどの最新情報を取り上げています

Microsoft、教育機関向けの「Windows 11 SE」を発表 〜 搭載デバイスとして「Surface Laptop SE」が発表・3万円未満から購入できるデバイス

f:id:doskokimeil127-dosd:20210625004533p:plain

錦です。

Microsoftは、教育機関向けの「Windows 11 SE」を発表しました。

Windows 11 SE

Windows 11 SEは、主に教育機関をターゲットにしたOSとなっています。基本的に幼稚園〜中学校程度がターゲットとなっており、生徒や児童が集中できるように、ウィジェットなどが無効化されているほか、アプリは全画面で表示されます。

基本は、Windows 11をベースにしているので、クラウド向けに最適化されているのですが、Win11 SEに付属するMicrosoft 365 for Educationでは、Officeのオフライン機能で自宅にWi-Fiがなくても宿題ができるようになっています。学校に行けば自動的にOneDriveにアップロードされるという仕組みができています。

このオフラインについては、ChromeOSやiPadOSと言ったオンライン前提のソリューションに相反するものとなっており、いくら米国でもネットが全世帯に用意されているというわけではなくそこが問題になっていたとしています。

完全にオフラインでということは理屈的に難しいので、学校にオンライン環境が整備されていることを前提に、それを利用したMicrosoftらしいソリューションだと言えます。

そのほか、Windows 11の自動構成機能「Windows Autopilot」を利用することによって、多くのデバイスでの構成や設定を全自動で行うことができます。

Surface Laptop SE

Windows 11 SEと同時に、Surface Laptop SEというデバイスも新たに発表されました。

こちらは、価格が27,800円(税別)から購入できる超安価な教育機関向けラップトップデバイスとなっています。

CPUにはGemini Lake RefreshのCeleron N4120または、N4020です。価格が価格だけにCore系統ではないのはまあ妥当です。グラフィックは、内臓GPUとして、Intel UHD 600が採用されます。

ストレージは64GBまたは、128GBのeMMCとなっています。

ディスプレイは、11.6インチのTFT液晶、解像度は、1,366x768ピクセル。カメラは、100万画素でWindows Helloには対応しません。その上、タッチとタッチペンには対応していません。

Surface Laptopということもあり、キーボードとトラックパッドは搭載しています。カラーはグラシアのみとなっています。

電源はDC、Wi-Fi 5に対応、Bluetooth 5.0 LE、USBとUSB TypeCをそれぞれ1基ずつ搭載されています。

関連リンク