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Zen 4ベースのEPYC「Genoa」は12チャネル 最大12TBのDDR5メモリをサポートするらしい

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錦です。

Computer BaseTech Power Upによると、Zen 4ベースのサーバー・スパコン向けのEPYC「Genoa」のメモリについて明らかになりました。

Genoa

Genoaは、AMDがすでに発表しているZen 4をベースにした現行のMilanの後継となるEPYCで来年以降に登場すると見られているデータセンター・サーバー・スパコン向けのCPUです。最大コア数は96コアになる事がわかっており、DDR5をサポートすることが期待されています。

今回の情報はGenoaのメモリの部分で、Genoaでは12チャネル24スロットで12TBまでのDDR5をサポートするとしています。各記事にはDDR5-5200(5200MT/s)に対応するとされていますが、Tech Power Upによると24スロット全てを埋めた場合は4000MT/sまで速度が低下するとのこと。DIMMはLRDIMMに対応するようです。


12TBで24スロットの場合、一つのDIMMあたり512GBの容量が求められますが、DDR5ではこれが確か仕様として存在したはずです。なので、LRDIMMならば12TBは実現することが出来ます。

Zen 4のアーキテクチャをベースにしている「Zen 4c」アーキテクチャを採用するEPYC「Bergamo」も12チャネルのDDR5をサポートする見られているため、両者のメモリコントロー ラは共通のものになっているのかもしれませんね。

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