錦です。
VideoCardzによると、先日発表された「GeForce RTX 3050」にはGA106-150が採用されている事がわかりました。
GA106
RTX 3050が採用しているGA106は、Ampere GPUのミドルレンジ帯のGPUで、RTX 3060や、モバイル版RTX 3060に採用されているGPUです。これまでの情報では、エントリ帯のGA107が採用されているとの情報もあったのでそうではなかったことになります。
ちなみにGA107は現在モバイル向けのRTX 3050シリーズに搭載されています。
RTX 3050はエントリ帯の名称を冠しているにしてはかなりハイパフォーマンスな仕様を有しており、2560 CUDAコアを搭載しています。価格も半導体不足とはいえ日本円で4万円程度となっており、カスタムカードの価格も3万円代後半〜4万円台という価格帯になる見込みで、これは現役時代のGTX 1060を超える価格です(極論の話、50だけど誰もエントリなんて言ってないよ?感があるわけです)。
Turing世代はエントリ帯が別ラインナップに分かれていることからおいておくとして、Pascal世代ではGTX 1050はGP107というエントリ向けのGPUを採用していました。毎世代同じグレードの製品が同じグレードのGPUを搭載するとは限りませんが、GA107 GPU搭載のデスクトップ向けGPUは登場しないのでしょうか。あるいはRTX 3040なんてGPUがあるのか。