錦です。
VideoCardzによると、中国ではGeForce RTX 3050の供給は、RTX 3060やRTX 360 Tiよりも多めに供給されていることがわかりました。
RTX 3050の供給
Nishiki-Hubでも数回お伝えしている通り、GPUの供給量はマイニングや新型コロナの影響で大幅に低迷しており、GPUの取引価格が定価の2倍程度で推移しています。
しかし、RTX 3050ではそういうわけでもないようですね。VideoCardzが伝える中国の掲示板・博板堂(Boardchannnels)に書き込まれた情報によると、RTX 3050はRTX 3060やRTX 3060 Tiよりも多く供給されるとのことで、中国の春節が終わるまで(2月中旬)大量の注文は成立しないともされています。これは中国国内の情報ですので日本では大きな意味を持ち合わせない可能性があります。
この点で注目すべきなのは、中国国内の情報とはいえ、RTX 3050がRTX 3060シリーズよりも供給量が多いということ。これは、日本でもRTX 3050の入手性が高まる可能性があることを意味しています。あるいは、RTX 3050にはRTX 3060以上の需要があるため、RTX 3060程度の入手性に落ち着く可能性があります。どちらにせよ、RTX 3060よりも深刻な供給不足には陥らないという可能性は高そう。
そもそもRTX 3050に採用されているGPUはGA106-150でRTX 3060のカットオフ版なのでRTX 3060の不良チップをRTX 3050に横流ししている可能性もあり、RTX 3060より生産しやすいのはあるんでしょうけどね。