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NVIDIAの次期GPU「Hopper」の最上位「GH100」はモノリシックダイを採用し1000mm²弱の巨大なダイに 〜 消費電力1000Wを超えるとも

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錦です。

kopite7kimi氏が、Hopperの最上位GPU「GH100」についてツイートしています。

GH100

Hopperは、Ampereの後継となるアーキテクチャです。なお、今世代はVolta・Turing世代のように、研究用とコンシューマ向けでアーキテクチャが異なっており、Hopperは旧Teslaの系統を汲むアーキテクチャです。

GH100はその最上位に当たるGPUコアで、GA100の後継となるGPUです。主な用途は、AI研究や、シミュレーション向けの用途となります。

今回のツイートを見ると、GH100はマルチチップレット(MCM)ではなく、モノリシックダイとして登場するみたい。ただ、現在のGA100がフルダイになった場合1万を超えるCUDAを搭載していることになるので、ダイサイズも大きくなることが予想されます。同氏によると、GA100以上1000mm²未満になる(どちらかというと1000mm²に近い大きさになる)とのことで、この大きさは、単一のGPUとして歴代最大のものになります。

MCMを否定しているのはkopite7kimi氏のみだけでなく、Greymon55氏もツイートしています。

ただ、Hopper自体はMCMに対応しているようで、GH100はモノリシックダイになるものの、それ以外のHopper GPU(GH102とか)はマルチチップレット構造になる可能性があるという情報もGreymon氏がツイートしています。

消費電力は1000W超え

これは直近の内容ではありませんが、kopite7kimi氏が昨年10月にHopperが48V電圧で1000Wを超えるバリアントが存在するという旨のツイートをしています。

NVIDIAはすでに水冷システムを一部のモデルに採用しているため、消費電力が高すぎるというのは大した問題ではないみたい(そもそも単純にコア数が多いってのが理由だと思うんですども)。

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