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AMD、RDNA 3(Radeon RX 7000番台)が5nmと6nmに基づくことを明らかに 〜 Navi 31とNavi 32はMCMでそれ以下は6nmに?

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錦です。

VideoCardzによると、一時的にLinkdinにてAMDの開発者が、継続中のプロジェクトの部分的な内容を共有していたことがわかりました(現在は削除済みみたい)。

RDNA 3

RDNA 3の存在自体はすでに明らかにされており、今年登場するAMDの主力製品であることがわかっています。この一つ前の記事にRDNA 3以外の今年のAMD GPUについては触れていますのでよろしければお読みください。

で、RDNA 3は一部のGPUにてマルチチップレット構造(MCM)を採用すると見られています。Navi 32は確実で、最上位のNavi 31についてはモノリシック構造になると言われていました。結局の所Navi 31とNavi 32はマルチチップレットで、Navi 33以下がモノリシックということで落ち着いたみたいです。

今回のAMDの開発者の情報によると、Navi 31とNavi 32のプロセスが5nmと6nmに基づいていて、Navi 33が6nmに基づいているそうです。

まだこの人物はMCM構造について全く触れていませんので、このプロセスが複数採用されたGPUがMCMを指しているとは限りませんが、ほぼ間違いなく、Navi 31とNavi 32はMCM構造なのでしょう

GPUのメインの製造は6nm

もとからRDNA 3のMCMには5nmと6nmが両方用いられるという情報はありましたが、今回やや気になったのはNavi 33とMI 300です。

おそらく、RDNA 2と同じ考えをすると、RX 7900シリーズとRX 7800シリーズはNavi 31、RX 7700シリーズがNavi 32を採用することになり、それ以下のモデルはNavi 33以下のGPUを採用することになります。となってくると、RDNA 3としてメインで用いられるプロセスはどうやら6nmになるみたいです。

ちなみに、6nmで製造されたGPUはこれが初めてではなく、Radeon RX 6500 XTとRX 6400がすでに発売されています。これすなわち、アーキテクチャの更新でのアップデートがメインになるということに鳴るのでしょうか。

あと、MI300についてはまだほとんど情報が出ていません。こちらも6nmに基づくということですが、現行であるMI200がMCMであるにも関わらず、MI300は6nmしか書かれておらず、MI300がもしMCMだったとしても6nm+6nmである可能性が高いです。

あれ、、、AMDさん5nmの製造容量の獲得、うまく行かなかった・・・?

熾烈な5nm争い

今年後半にはIntelAMDAppleNVIDIAでのTSMC 5nmの争奪戦が始まります。というか始まっています。NVIDIAがすでに5nm獲得のためにかなりの金額費やしているらしいですし。

なんか、5nmの争奪戦が熱を帯びてきましたね。

関連リンク

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