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NVIDIAの次期GPU「Hopper」は1400億ものトランジスタを内蔵するGPUが存在する可能性

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錦です。

Chiphellのフォーラムに、NVIDIAGPUのことを話している投稿が発見されました。

Hopper

「Hopper」はAmpereのハイエンド部分の後継となるアーキテクチャで、GA100の実質的な後継となるラインナップです。早ければ、3月に開催されるGTCにてその詳細が発表される見込みです。なお、Ampereの後継となるコンシューマ向けのGPUGeForce RTX 40」番台(仮称)については、「Ada Lovelace」という別のアーキテクチャになる予定です(まあRTX 4090とかはHopperになるなんて言われてるけど)。

Hopperは、基本的にデータセンターや研究向けのGPGPUなど向けのアーキテクチャとなっており、コンシューマとはあまり関係のない製品になるとみられます。

GH100?

今回Chiphellのフォーラムで触れられていることは、そのHopperのトランジスタ数と見られることです。zhangzhonghao氏が投稿した内容で、和訳すると「1,400億以上。(顔文字)は本当に恐ろしい超核爆弾です。」と書かれています。1400億というのは間違いなくトランジスタ数のことでしょう。

この1,400億以上のトランジスタを搭載するGPUというのは、Hopperの最上位グレード「GH100」のことを指していると見られます。てか逆に最上位じゃないGPUだとすると最上位のトランジスタ数がわけわからんことになります。もし、このトランジスタ数が本当なのであれば、GH100はGA100の2.58倍ものトランジスタを持つことになり、大きく性能が向上する可能性があります。

GH100は、1000Wを超える消費電力仕様を持つ可能性があり、かなりえげつない仕様であることがここから伺えますね。。。

先日お話したとおり、GH100はダイサイズが1000mm2弱というとてつもなく大きなダイでモノリシックダイになるという情報があります。ただこれについては、製造プロセス側の制約の問題でこの情報には疑いがあります。

その上、


GH100は、AMDのMI200や、IntelのPonteVecchioと直接競合するGPUとなる見込みです。この3者はすべてHBM2e メモリを採用する見込みで、そして3者共にすべてのラインナップではありませんがマルチチップレット構造のバリアントが計画(開発)されています。あと、TSMCのN6以上の製造技術(AMDはN6、IntelはN5とN7とIntel 7の組み合わせ、NVIDIAはN5)を用いるため、かなり熾烈なバトルを繰り広げそうですね。

  • GH100は、1,400億を超えるトランジスタを搭載する可能性がある。
  • GH100は今の所巨大なモノリシックダイである可能性がある。

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