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AMD、3D V-Caheを採用し768MBという大規模キャッシュを実装したサーバー向けCPU「Milan-X」こと「EPYC 7003X」シリーズを発表

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錦です。

AMDは、3D V-Cacheを搭載した「Milan-X」こと「EPYC 7003X」シリーズを発表しました。

Milan-X

Milan-X自体は既に昨年の時点で「3D V-Cache」を採用して登場することが発表されていました。その製品が今回明らかになった格好です。

コア/スレッド ベース
クロック
ブースト
クロック
L3
キャッシュ
TDP cTDP 価格
7773X 64C/128T 2.20GHz 3.50GHz 768MB 280W 225~280W $8,800.00
7573X 32C/64T 2.80GHz 3.60GHz 768MB 280W 225~280W $5,590.00
7473X 24C/48T 2.80GHz 3.70GHz 768MB 280W 225~280W $3,900.00
7373X 16C/32T 3.05GHz 3.80GHz 768MB 280W 225~280W $4,185.00

3D V-Cacheは、ダイの上に64MBキャッシュ層を3D方向に重ねる事によってL3キャッシュの増量を測るものです。EPYCでは最大8つのダイ(CCD)があるので8×64MBで512MB分3D V-Cacheでキャッシュが増量しています。そして、もともとCCD自体が32MBのキャッシュを持っているのでそれと合わせて768MBとなっています。

7373Xでも768MB分のキャッシュが使えるということは、この4つのSKUのすべてが、パッケージ内の全てのダイのキャッシュが有効化されていることになります。

Milan-Xは、Zen 3に3D V-Cacheを搭載しています。

AMDは、MicrosoftのAzure HBv3仮想マシンで、以前のHBv3シリーズより3D V-Cacheを採用したものが、主要なHPCワークロードで最大80%の性能向上が見られたとしています。その他、7373Xは73F3と比較して、SynopsysVCSで最大66%高速なシミュレーションができ、7773XはXeon Platinum 8380と比較して、Altair Radiossで44%性能が高いとしています。

その他、電力効率の向上と性能の向上によって、環境問題にも対応できるとしています。

Ryzenも登場

消費者向けの3D V-Cache製品には「Ryzen 7 57800X3D」が来月登場します。

AMD、3D V-Cacheを採用した初のRyzen「Ryzen 7 5800X3D」を449ドルで4月20日に発売 - Nishiki-Hub

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