錦です。
立て続けにRaptor Lakeの話。数日前の話ですが、Raichu氏がRaptor Lakeについてツイートしていました。
RPL will over the new highest freq which was created by 12900KS.
— Raichu (@OneRaichu) April 13, 2022
More 2-300 MHz is possible.
クロックが更に向上
Core i9-12900KSでは、Core i9-12900Kからクロックが0.3GHzたかい5.5GHzのブーストクロックを実現しました。このクロックの上昇には、Turbo Boost Max 3.0とThermal Velocity Boostがそれぞれ機能して実現しています(なので、5.5GHzに達するには条件付きです)。
ツイートでは、Raptor Lakeで更にそのクロックが上昇し、200-300MHz程度伸びるとのこと。Thermal VelocityとTurbo Boost Max 3.0で伸びる幅は決まっているのでこのクロック上昇とは普通のTurbo Boost 2.0のクロックが底上げされるということになりそうです(5.5GHzくらい?)。
次期Raptor LakeではOC機能が拡充されることが明らかになっており、これはおそらくハード面でもクロックに対する耐性が向上するということになります。つまり、Intel 7プロセスの最適化が若干進むということになるとみられます。
なお、Raptor Lakeでも旧来のPL2に当たる「Maximum Turbo Power」は241W以上に上がらないとのことで、ハードとしてやはり耐久が上がったのでしょう。とはいっても、Thermal Velocity Boostが必須でしょう。
関連リンク
- via Wccftech