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第13世代「Raptor Lake-S」は一部のモデルで6GHzに達するとの情報 〜 12900KSの後継モデルか

錦です。

Intelが先日リリースしたExtream Tuning Utility(XTU) v7.8.0に新しいオーバークロックの機能が追加されており、それによって第13世代Raptor Lake-Sでは、6GHzに達するSKUが存在する可能性が浮上しています。

3つのOCとBoost

現在、Intel CPUにはいくつかのブースト機能があります。普通のターボブースト(Turbo Boost 2.0)、Turbo Boost Max 3.0 Technology、Thermal Velocity Boost、Adaptive Boost。

しかし、このXTUのアップデートによって以下の3つが新たに追加されたものです。

  • per-core OC TVB
  • package OC TVB
  • Efficient OC TVB

全体的にTVBのようです。TVBは前述のブーストの内、Thermal Velocity Boostの略称として用いられています。

これらをそれぞれ解釈すると、1つ目はシングルコアのTVB、2つ目はパッケージレベルでのTVB、3つ目は効率的なTVBとなりますかね・・・?

でこの3つ目のがすごくて、Raichu氏によるとEfficient TVBによって6GHzに到達するSKUが存在するとのこと。OC TVBというのがブーストクロックのことを指すのかがわかりませんが、もしこれが仕様のうちにとどまるのであれば、最大6GHzのブーストクロックがサポートされることになります(OCと書いてあるのでサポート外かもしれませんけどね)。

まあただ、もし6GHzなんかになったとしてもそれはおそらく、12900KSとか9900KSみたいなSpcial Editionになるんでしょうけどね。

ちなみに、Raptor Lake-SではMTP(Max Turbo Power/旧PL2)は最大241Wで変わらないものの、クロックがAlder Lakeに比べて上昇すると見られており、そろそろi5-x600Kが5GHzに達する気がします。

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