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USB-IF、「SuperSpeed」ブランドとロゴを廃止し、性能を明確にした新ロゴへ移行

錦です。

USB-IFは、USB 3.xに用いた「SuperSpeed」ブランドを廃止し、新しいロゴを発表しました。

USB Super Speed

USB SuperSpeedは、USB 3.0でのブランドとロゴとして採用されていました。ブランドは「SuperSpeed USB 10Gbps」というように「SuperSpeed USB」+通信帯域として設定されていましたが、USB 3.2 Gen 1x2には用いられておらず、結局ややこしかったのです(といってもUSB 3.x表示よりかはわかりやすいと思うんですけどね)。

ちなみに、似たようなブランドはUSB 2.0でも「Hi-Speed USB」として名付けられていました。なお、USB4についはブランドが提示されていません。

そして今回、SuperSpeedブランドが廃止されて、新しいロゴになります。

新ロゴ

新しいロゴ(出典:USB-IF)

新しいUSB チャージャーのロゴ

新しいUSB PDとデータ転送に対応する規格のロゴ(USB-IF)

新しいロゴでは、USBの通信帯域とUSB PDに対応する製品へのロゴは通信速度と対応電力を併記するものとして新設されました。

1枚目は実際の製品に提示されるロゴ、2枚目はUSBチャージャー向けのロゴ、3枚目はUSBケーブルに提示されるロゴとして設定されています。新しいロゴでは対応する転送速度とPDFに対応しているかどうかがひと目で分かるようになっています。

このロゴは規格のリビジョンに沿っているものではなく、あくまで最高の性能ベースになっています。これは、速度が同じであれば古い規格と新しい企画でロゴがおなじになるということです。例えば、USB4 Gen 3x1とUSB 3.2 Gen 2x2は同じ速度ですが、ともに規格が異なっているにも関わらず同じロゴで提示されます(ただし、USBの規格については明示する必要が合ったような気がするので製品仕様を読むとどの規格かはわかります)。

なお、このロゴはUSB-IFの認証製品にのみ採用されています。そのため、仮にこのロゴが適切に使用されているとした場合、ケーブルの購入などがわかりやすくなりますね。

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