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Intel、第11世代Core「Rocket Lake」の製造中止を開始 ~ 最後の14nm Coreプロセッサ

錦です。

Intelは、製品変更通知を発行し、第11世代Coreプロセッサ「Rocket Lake」の製造中止を案内しました。

製造中止

製造中止とは言っても、直ちに製造が中止されるわけではなく、いくつかの予定を経て、2024年2月23日に終売となります。具体的には、2023年5月12日に代理店へ製品の廃止を通知し、8月11日にて企業保証の終了、同月25日に最終注文をし、これ以降の返品ができなくなります。

対象となるのは、Rocket Lakeシリーズで、第11世代Coreプロセッサ、Core i5/i7/i9-11000シリーズと、Xeon W-1300シリーズが対象です。

Rocket Lake

Rocket Lakeは、第11世代Coreプロセッサで、14nm最後のプロセッサラインナップです。Core i5以上のデスクトップ向けのみ展開されており、デスクトップ向けCore i3及びPentiumCeleronはComet Lake-Refresh、モバイル向けにはTiger Lakeがそれぞれ展開されています。

アーキテクチャ的には、Ice LakeのSunny Coveを14nmに逆シュリンクしたCypress Coveを採用しており、Core Xを除くCoreプロセッサの中で唯一AVX-512が使えるプロセッサでもありました。

現在は、すでにAlder LakeあるいはRaptor Lakeに置き換えられており、世代交代の波と言えるでしょう。

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