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第八世代・第九世代プロセッサを解説 どんな用途に向いているのか

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錦です。

 

Intelが2017年から展開している、第八世代プロセッサ。そして今年の第九世代プロセッサを紹介します。

 

何がどう違うのか。どのプロセッサがどんな用途に向いているのかも紹介していきます。

 

性能の比べ方

性能というとやはり、Core i7とかi9のほうがいいんでしょ。となりがちですが、若干異なります。これはどういうことかというと、Core i7よりも性能のいいCore i5も存在するということです。

第八世代Core i3/i5/i7/i9は一つじゃないんです。

型番

型番というと、やはり難しく感じます。

しかし実はこれがみそで、これによって大きく異なるんです。今回はこの型番を中心に解説していきます。

 

型番は Core i7-8700K や Core i5-8300Hというものです。これを見ると最後にアルファベットがついていますね。これがプロセッサの種類です。

用語の解説

先にこの記事で出てくる用語の解説だけしておきましょう。

ブランド・・・i3やi5などのこと
ベースクロック・・・速度 これが高いと基本的に処理能力が高い
ブーストクロック・・・ターボブーストした時の速度
ターボブースト・・・ベースクロックよりも速度を上げるモード。ないものもある。
コア数・・・コアの数 これが多いと処理効率が高い
スレッド数・・・スレッドの数 これが多いと処理効率が高くなる 論理コアが増える
TDP・・・使用する電源容量。
オーバークロック・・・ターボブーストよりも速度を上げる。ないものもある。

アルファベットの意味

アルファベットは基本的に「そのプロセッサの特徴」を示します。一つ一つ見ていきましょう

 

K

Kは、デスクトップ向け最上級プロセッサです。第八世代はCore i7 i5 i3があります。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP キャッシュ
i7-8700K i7 3.7GHz 4.7GHz 6 12 95W 12MB
i5-8600K i5 3.6GHz 4.3GHz 6 6 95W 9MB
i3-8350K i3 4.0GHz   4 4 91W 8MB
i7-8060K i7 4.0GHz 5.0GHz 6 12 95W 12MB

Kはオーバークロックします。最上級モデルで、Coreの中ではもっとも性能がいいです。ゲーム・クリエイティブなどの多くの用途に向き、デスクトップの主流プロセッサです。Core i7-8060Kは限定記念モデルで別物です。

無印

無印は、その名のとおり 型番が数字だけのものです。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP キャッシュ
i7-8700 i7 3.2GHz 4.6GHz 6 12 65W 12MB
i5-8600 i5 3.1GHz 4.3GHz 6 6 65W 9MB
i5-8500 i5 3.0GHz 4.1GHz 6 6 65W 9MB
i5-8400 i5 2.8GHz 4.0GHz 6 6 65W 9MB
i3-8300 i3 3.7GHz   4 4 62W 8MB
i3-8100 i3 3.6GHz   4 4 65W 6MB

無印モデルは、基本的なスペックで、Kプロセッサよりも若干性能が劣ります。オーバークロックは対応しません。価格もKよりも安く、性能もある程度あるので正直無印でもよいと思います。オーバークロックなんて基本使わないしね・・・。

T

Tプロセッサは、デスクトップ向けの省電力プロセッサです。TDPがほかのものよりも小さくなっており、Kが95W 無印が65Wなのに対し、Tプロセッサは35Wになっています。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP キャッシュ
i7-8700T i7 2.4GHz 4.0GHz 6 12 35W 12MB
i5-8600T i5 2.3GHz 3.7GHz 6 6 35W 9MB
i5-8500T i5 2.1GHz 3.5GHz 6 6 35W 9MB
i5-8400T i5 1.7GHz 3.3GHz 6 6 35W 9MB
i3-8300T i3 3.2GHz   4 4 35W 8MB
i3-8100T i3 3.1GHz   4 4 35W 6MB

Tプロセッサは、省電力デスクトップ向けです。TDPが少ないことで処理能力は落ちますが、i7-8700Tのブーストクロックは4.0GHzでめちゃくちゃ悪い!ってわけでもないのでいいと思われます。

B

Bプロセッサはモバイル向けソケットで、無印プロセッサと性能の差がありません。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP キャッシュ
i7-8700B i7 3.2GHz 4.6GHz 6 12 65W 12MB
i5-8500B i5 3.0GHz 4.1GHz 6 6 65W 9MB
i5-8400B i5 2.8GHz 4.0GHz 6 6 65W 9MB

Bプロセッサは、無印プロセッサと性能が同じで、ソケットがモバイルパソコン向けになっているだけのプロセッサです。Mac mini 2018に搭載されているプロセッサです。

HK

HKプロセッサは、モバイル向け最上位モデルで、Core i9しか存在しません。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP キャッシュ
i9-8950HK i9 2.9GHz 4.8GHz 6 12 45W 12MB

HKプロセッサは、Core i9しかなく、一般的なモバイルプロセッサ(Bを除く)よりも多い12MBキャッシュで、ブースト時には4.8GHzという力を発揮します。6コア12スレッドで、MacBookPro2018 15inchの最上位プロセッサカスタムに搭載されています。

H

Hプロセッサは、モバイル向け上位プロセッサで、i7/i5/i3では最上位となります。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP キャッシュ
i7-8850H i7 2.6GHz 4.3GHz 6 12 45W 9MB
i7-8750H i7 2.2GHz 4.1GHz 6 12 45W 9MB
i5-8400H i5 2.5GHz 4.2GHz 4 8 45W 8MB
i5-8300H i5 2.3GHz 4.0GHz 4 8 45W 8MB
i3-8100H i3 3.0GHz 3.6GHz 4 4 45W 6MB

UHD630グラフィックが搭載され、i7モデルでは6コア12スレッドとなっています。i7モデルはMacBookPro2018 15inchの標準構成とプロセッサの一個上げカスタムに搭載されています。

G

GプロセッサはともにRadeonVegaをオンボードに搭載したプロセッサで薄型ハイエンドモバイル向けプロセッサです。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP キャッシュ GPU
i7-8809G i7 3.1GHz 4.2GHz 4 8 100W 8MB Vega M GH
i7-8709G i7 3.1GHz 4.1GHz 4 8 100W 8MB Vega M GH
i7-8706G i7 3.1GHz 4.1GHz 4 8 65W 8MB Vega M GL
i7-8705G i7 3.1GHz 4.1GHz 4 8 65W 6MB Vega M GL
i5-8305G i5 2.8GHz 3.8GHz 4 8 65W 6MB Vega M GL

U

Uプロセッサは、モバイル向けプロセッサで、これが主流です。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP L3キャッシュ マイクロアーキテクチャ
i7-8565U i7 1.8GHz 4.6GHz 4 8 15W 8MB WhiskeyLake
i7-8559U i7 2.7GHz 4.5GHz 4 8 28W 8MB CoffeeLake
i7-8650U i7 1.9GHz 4.2GHz 4 8 15W 8MB KabyLake-R
i7-8550U i7 1.8GHz 4.0GHz 4 8 15W 8MB KabyLake-R
i5-8265U i5 1.6GHz 3.9GHz 4 8 15W 6MB WhiskeyLake
i5-8269U i5 2.6GHz 4.2GHz 4 8 20W 6MB CoffeeLake
i5-8259U i5 2.3GHz 3.8GHz 4 8 20W 6MB CoffeeLake
i5-8350U i5 1.7GHz 3.6GHz 4 8 15W 6MB KabyLake-R
i5-8250U i5 1.6GHz 3.4GHz 4 8 15W 6MB KabyLake-R
i3-8145U i3 2.1GHz 3.9GHz 2 4 15W 4MB WhiskeyLake
i3-8109U i3 3.0GHz 3.6GHz 2 4 20W 4MB CoffeeLake
i3-8130U i3 2.8GHz 3.4GHz 2 4 15W 4MB KabyLake-R

このプロセッサのみ、CoffeeLakeマイクロアーキテクチャ KabyLake-Rマイクロアーキテクチャ WhiskeyLakeマイクロアーキテクチャが混同しています。KabyLake-Rマイクロアーキテクチャは2017年に発表 CoffeeLakeマイクロアーキテクチャ WhiskeyLakeは2018年発表です。 CoffeeLakeのほうが性能が良いです。KabyLake-R WhiskeyLakeのオンボードGPUはUHD620、CoffeeLakeのオンボードGPUはIris655です。 これが主流のプロセッサで、量販店に並んでいるパソコンにはだいたいこのプロセッサが搭載されています。

Y

Yプロセッサは究極の省電力プロセッサです。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP L3キャッシュ
i7-8500Y i7 1.5GHz 4.2GHz 2 4 5W 4MB
i5-8210Y i5 1.6GHz 3.6GHz 2 4 7W 4MB
i5-8200Y i5 1.3GHz 3.9GHz 2 4 5W 4MB
m3-8100Y m3 1.1GHz 3.4GHz 2 4 5W 4MB

8210Yは、MacbookAir2018に搭載されています。究極の省電力のため、超小型PCに採用されています。

 

 

第九世代 K

第九世代Kプロセッサは、Coreメインストリームとしては初めて8コアモデルとCore i9が登場したデスクトップ向け最上位プロセッサです。

型番 ブランド ベースクロック ブーストクロック コア数 スレッド数 TDP L3キャッシュ
i9-9900K i9 3.6GHz 5.0GHz 8 16 95W 16MB
i7-9700K i7 3.6GHz 4.9GHz 8 8 95W 12MB
i5-9600K i5 3.7GHz 4.6GHz 6 6 95W 9MB

メインストリームとしては初めて8コアのCore i7/i9が登場しました。

編集長 NKIIB
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